後悔日誌
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2002年02月17日(日) 空腹感


ひどい二日酔いから立ち直り、体が食事を求めていた。
こんな時は蕎麦かうどんに限る。


ふと、元町にあるうどん屋を尋ねる。
神戸の中華街は春迎祭だとかで大変な賑わいだ。
警察が出て入場制限を行うほどで、あちこちで威勢のいい声が聞こえる。
通行人は我先にと歩きたがるし、買い物客は負けじとどかないし。
あちこちで小競り合い。まるで戦場だ。


うどん屋も大繁盛だった。
4人掛けのテーブルに4人が相席した。
私の前には女の子。(//∇//) テレテレ
お見合いみたいで気まずい。(←と思ってるだけ)
今回は鴨うどんを頼んでみた。


二日酔いさえなければ今頃は四国にいただろうに・・・。
最初は山登り、なんて言ってたのだが讃岐うどんを食べに行きたかった。
あの茹でたてうどんにカボスなんかを絞って生醤油で頂くなんて…。
ヨダレもんである。
が、二日酔いには勝てなかった。
既に30時間くらい何も口にしていない。


鴨うどんがやってきた。
関西らしい薄味のだしに、脂分の少ない鴨肉がからむ。
なんとも優しそうな食べ物である。
のんびり、じっくりと味わう。


うどん屋をあとにして元町のアーケードを歩いていると龍の舞踏が始まった。
ドラが一斉に鳴り響いて迫力がある。
デジカメで撮ろうとするが速すぎて絵にならない。
大勢で練りまわす龍は商店街の中を泳ぎまくっている。


後ろの方で、それと負けないくらいの威勢のいい声が聞こえていた。
観光客相手に使い捨てカメラを売る出店が出ていたのだが、見てびっくり。
さっきの向かいに座ってた子じゃないか。


うどん食べてた姿と、大きな声で売り込む姿のギャップがなんか可笑しくて。
一人笑いながら、元町アーケードを抜けた。



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