後悔日誌
From ND

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2002年02月14日(木) 寿命


デジカメの写真を整理していたら我が家の猫の写真があった。
まだ1年も生きてないその猫は、想像できないくらい痩せていて痛々しい。


…我が家は団地だ。
飼っちゃいけないのは知っているがマイ妹が連れてきたのが始まりだった。
3日預かる約束が1週間になって、気付いた頃には家族の一員になっていた。
たまに家に帰るとどんどん成長していて楽しかった。
結構、性格の悪い子で怒られたりしても仕返しは欠かさない。
油断したところをパクリなんてする奴だった。
少なくとも年末年始の頃までは元気だったと思う。


家の中も随分暗くなったものだ。
元気なく擦り寄る猫の悲痛な泣き声。
病院の診断はこうだ。

猫には三大伝染病ってのがある。
ひとつは白血病。
それから猫エイズ。
そして腹膜炎。
猫にエイズがあるなんてのも初めて知ったが、うちの猫は腹膜炎だった。
片目は半分濁ってきちゃったし、お腹の辺りはもうガリガリだ。
いつまで持つのかわからない。


子猫だった数ヶ月前の写真と今の写真。
並べてみると胸が痛い。
一瞬の一生。

今日も元気かな。なんて空に聞いてみたバレンタインデーだった。



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