日常些細事
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2004年10月11日(月) 食玩侮りがたし


『ウイングクラブコレクション』
オマケの付いたお菓子、いわゆる食玩というやつである。コンビニをぶらぶらしていて見つけた。
私は収集欲というのがまるで無いタチなので、こういったものが流行っているというのは知っていたのだが全然興味が無かった。むしろ同い年くらいの男がオマケの動物模型だのキャラクター人形だのを集めるため1度に何十個も買ってる姿を目撃して、
「いい年しやがって、ケッ」
と軽蔑していたぐらいである。
 ところで私は飛行機には結構うるさい。特に古きよき時代のプロペラ機などかなり好きである。この『ウイングクラブ〜』を手に取ってみたのもオマケが飛行機の模型だったからだ。
 それでついふらふらと買ってしまった。
 値段は1個299円。


 オマケの飛行機は144分の1スケールで、10センチぐらいの大きさなのだが、ちょっとびっくりするぐらい精巧にできている。
 今回箱に入っていたのは日本海軍の97式艦上攻撃機だったが、プロペラは回るし、尾輪の前に付けられた着艦フックまで動く。
 模型は既に彩色済みで、赤い尾翼にAI−301と記号まで入っていて、これは真珠湾攻撃の隊長を勤めた空母赤城所属の淵田美津雄中佐機なのである。付属の説明書には何も書いていないが飛行機バカの私には分かるのである。
 ううむ。ここまでディテールにこだわるとは。
 今まで馬鹿にしていたが、食玩侮り難しなのだ。

 


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