日常些細事
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2004年07月28日(水) 知り合いの本

 
うちの近所には『イオン倉敷ショッピングセンター』があって、2階に『喜久屋書店』という大きな本屋が入っている。そこをぶらぶらしていたら、書棚で知り合いの本を見つけてしまった。

 茂吉を読む 小池光 五柳書院
 フラジャイル 佐藤りえ 風媒社

 小池氏(ダスティン・ホフマンに似ている)は私が所属している短歌人という短歌結社の編集人をされていて、短歌の世界ではよく知られた人である。
 佐藤さんはまだ若いのだが短歌人の同人。これが第1歌集。

 この夜がこの世の中にあることをわたしに知らせるケトルが鳴るよ

 青空の天辺にある美しい南京錠の鍵をください         佐藤りえ

 本屋で個人的に知ってる人の本を見かけたりすると、なんだか嬉しいような、眩しいような、ちょっと不思議な気持ちになるなあ。
 どちらも良い本なので、機会があれば一度手に取ってみてください。幸いというかなんというか、喜久屋書店内には椅子や喫茶店までがあり、そこで書棚から持ってきた本が読めるようになってます。




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