日常些細事
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2003年09月24日(水) 困るではないか

 うちの庭に巣を作った母親蜂、相変わらず熱心に子育てをしている。
 物の本によるとジガバチという種類の蜂であるらしい。地面に穴を掘って卵を産み、そこにエサとなるヨトウムシなどの芋虫を捕まえて持ってくる。エサの虫は蜂に刺されて仮死状態となっていて、生きながら幼虫にむしゃむしゃ食われてしまう。芋虫にしてみればあんまりな話である。
 一見平和に見える我が庭だが、その地中では凄惨な出来事が繰り広げられているらしい。
 ふつう、ジガバチは巣に一匹か二匹の芋虫を置くと、入口を埋めてそのまま別の場所に飛んでいってしまう。ところがこの母親蜂はどういうつもりかうちの庭に何ヶ所も子供を産んだようである。
 よほど気に入ってもらえたようだ。
 しかし私は気に入らないのだ。
 このままではほんとに蜂屋敷になってしまう。困るではないか。
 巣穴に熱湯を注いでおく。


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