久しぶりの制作日誌〜ネコとタイルのパース画 2006年03月13日(月)
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久しぶりの制作日誌。というか、久しぶりにじっくり制作。
(あんまり久しぶりの制作日誌なんで、日記の書き方なんかかなり忘れた(^^ゞ
スケッチ程度ならやってたけど、本画となるとさっぱり。
それでいざ描きたいものは何か、と考えると、
多分「室内風景にモチーフがある」という事。
そんで、その室内風景のパースはきちんととりたい。
以前見たルネッサンス初期絵画の構図の強さ
…水平線と計算された透視図法、そんなのが忘れない基準なんだろう。
前回、透視図法については一通りやったんだけれど、
さっぱり身に付いてないよ。だから理屈云々の前に、
まずスケッチの透視図法を起こすことにした。
最初、カンでやってみたけれど、どうしても大地がゆらぐ。
次は方眼用紙に定規を駆使し、紙を繋げてやったけど、
消失点があまりに遠いと定規じゃ間に合わない。
それでパソコンを使ってみた。色も付けられるし。
年末にイラストレーターで鍛えられたからね。
右はトレースして油彩。
こちらもパソでパースをとる。2点透視ってところがミソっす。
絵の具は油彩だと、あまりにもおおざっぱなので、
もっと繊細に!と、フラ・アンジェリコを模写したときの方法で、
真っ白の地に徹底した薄塗り(テンペラ)で描いてみようと思う。
人肌はセオリー通り、テールベルト+シルバー白。
シルバー白って、すごく上品で綺麗なんだよね。
支持体はアクリルキャンバスにジェッソ(10回)
紙ヤスリで磨いて、ピカピカ。
by HPY
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