絵画制作日誌    Diary INDEXBACKNEXTHOME GALLERY


言葉からくるイメージ         2004年03月26日(金)

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コンクールはちょっとした衝撃だったな。
入選すれば賞が欲しい、賞を取ればトップ賞が欲しい、と
いったところ。深層本音。

わたしはあの絵は自分で大好きだけれど、
一応どうして賞がとれなかったのかについて、
アトリエの人と考えてみたりした。
まぁ確かに、賞をもらうような絵ではないよね。

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絵についてタイプを以下のように分けてみる。

  1. 現実にある景色を切り取ったような絵。写真的な。
  2. 現実にはない景色をあるように見せかけた絵。写真的な。
  3. 現実にある景色を主観やイメージで再構成した絵。
  4. 現実にない景色をイメージ主体でつくりあげた絵。

絵の良し悪しは別として、今の時代は2〜4のタイプだよね。
わたしはあんまり好きじゃない、好きじゃなかったけど、
自分はどうも古典趣味すぎるかもしれない。
ぬぐえない異質感。
友人はそれが良かったと言ってくれたけれど、
人との接点がもう少し欲しいと思った。

花かんざし 拾った花 拾った花

言葉からなる連想ゲーム。
感情移入する絵。
哀しみ。
喜び。
さわやかな。

どうも単純すぎる。

拾った花 らくがき 拾った花

隠れたところにヤツらはいる。
日々、人の心を慰める。

いつのまにか枯れてしまう。
見るのは今だけで。

一輪の花。

手を添える。
人が見ている。

見る人がほっとするような。

エスキース エスキース

歴史本で読んだ混沌とした世の中の、
不安な世相、
泥棒被害にあった今、まさに肌で感じてる。

大事なものを盗まれて、
未だ見ぬ世界に憧れて。

まだ残る大事なものは、
大事じゃなくなったらそのときは、
自分が消えるのと似てる。

エスキース エスキース

隠れたところにヤツらはいる。
日々、人の心をなぐさめる。

言葉の連なりから視覚イメージを引き出す遊び。

by HPY


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