円山応挙展感想 2004年02月14日(土)
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観葉植物の造花。
ペンを使わないで筆だけで、どこまでできるかの実験。
ペンを使わない…ということは、
ある程度大きい絵でも楽に下描きがとれるってこと。
心なしか日本画のよう。
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円山応挙展を両国で見る。
かっこよかったわね。
本画よりも、デッサンに興味をそそられる。
応挙が最初に学んだものは、西洋画の透視図法だったなんて、
江戸時代にモデルを使ったヌードを描いていたなんて
骸骨の絵までばっちりあるぜ、
すごく意外。解体新書の影響で、
知識欲旺盛、学ぶならなんでもやろうぜ、という時代の風、
だったらしい。そんな中で進む、応挙の写実。
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解体新書と言えば、今「風雲児たち」を読んでるのよね。(^▽^)
ちょうどその頃で。ワイド版5巻。
地道で根っから学者の良沢さん、
先駆者すぎる仕事を抵抗なく世間に知らせるため、
広告宣伝根回しにも心を砕いた玄白さん、
多芸なためかえって自分のしたいことを忘れがちな源内さん、
浮きぼりとなるそれぞれの生き方は。
by HPY
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