立ち止まってはいけないところで立ち止まる 2003年10月30日(木)
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自分の次はチビ助が風邪で、保育園を休んだ。
うちでおとなしく一日中一緒に、
パソコンしたり、お菓子食べたり、昼寝したりして、
過ごした。
じんわりと感じる時間。
うう、結構シアワセかも……。(*T_T*)
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絵のアタマにスイッチを切り替えようと、
上野の都立美術館に寄る。
お目当ては二紀展。
初めて観る二紀は……、期待値高すぎたみたい。
なんかとても普通だった。
特徴は…他の会よりちょっぴりうまいことかしら。
特に感動もなく、気がついたら15分で会場を出ている。
新制作で盛り上がっていた団体への気持ちがぽしゃる。
15分で700円は高いな。
東京都美術館の企画展、「大英博物館展」は、
ものすごい行列でたまげた。差を感じるなぁ。
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歩きながらなんとなく、次のモチーフについて考える。
次のモチーフは、本当に描きたいものを、自分らしいものを選びたい。
じゃぁ、それはなんなのさ、って。
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なんとなくここまで出かかってるのだけれど、
言葉にすると陳腐かなぁ。
とりあえず、日常と非日常を考えて、
モノに愛情を抱かないわたしは、
いったい何になら執着できるだろう?
社長のTさんが、退職しようとしたわたしを留めようとしたとき、
「あなたは天才だから」って、
「ノってる時(限定)は天才的なんだよ!面白い角度でモノを観る。
そんな人間も会社に必要なんだよ!」と力強く
なんだかよく分からない理由を連発していたのを思い出す。
目先の金にこだわらないで、もっとどっしりと構えて、
堂々たる食客になっても良かったかもしれない。
爆発的なインスピレーションを得ることは、
何ものにも代え難く大切な事で、昂揚してとにかく楽しい。
そんな昂揚するような気持ちで描いたときの、わたしの絵は強いと思う。
意図的に恒常的に、そんな状態に持っていく、
それができたらいいんだけれど、果たして、
そんなことは可能だろうかね。(^^ゞ
by HPY
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