絵画制作日誌    Diary INDEXBACKNEXTHOME GALLERY


2日間寝たら元気になりました。         2001年06月11日(月)

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エジプト文様

月曜日は結局病院に行って、吸引と注射。尻と腕に2本。ここの医者は注射好きだなぁ。咳止め貰って帰って寝た。

金・土と無理を押して外出したのでくたびれて、日・月は本当に寝てた。ぐーぐー。よくこんなに絵どころか家事もしないで寝られるものだ。自分でも呆れるくらい。相棒は怒っていたようですが。ピリピリッとお互いにしてきたんで、買い物に行くと称して、近所のお気に入りの喫茶店へ脱出。そこの喫茶店はマスターがとても愛想の良い方で、値段もブルーマウンテン300円、他のは200円で安い。おまけに他の店よりどこより美味しいので言うことなし。常連です。

入ったら常連のお客さんがいて、彼女たちはいつも同じ時間同じ場所で同じように煙草を吸っている。50代後半の女性。それで私も同じ場所に座って、禁煙中だから煙草は吸わないけれど、熱い珈琲にホッと一息。

今日はチビはいなかったけれど、ディズニーランドの話などで盛り上がった。お盆に行ったら超込みで、3:30に家を出て1時間で着く場所なのに、駐車場に入れず大渋滞で結局9:00になってしまって花火が終わってしまったとか。私はディズニーランドに行ったことがない。行きたいと思ったこともない。並ぶのがとてもイヤだから。万博で懲りた。でも、そのうち行かざるを得ないだろうなぁ。 最近チビは突然ミッキーマウスを歌いながら踊ったりする。秋の運動会のお遊戯らしく、保育園でたま〜に遊びに交えて練習するらしい。

保育園と言えば今年は虫好きな方が担任で、アゲハの幼虫を虫かごで飼っている。青虫なんて触ってみたいとも思わなかったけれど、虫かごから見ていたらあんまり美しいのでちょびっと触らせて貰った。先生曰く「もちもちしていて気持ちいいんですよね」だそうだ。ま、そう言えなくもないかな。幼虫は今みんなさなぎになっている。青虫からさなぎになり蝶に変態するとき、なんか体がどろどろと液状になってから形が再形成されるという絵本に書いてあったような気がするが、確かだろうか?もう一度確認したい。蝶は日曜日、先生のうちで1匹出ていってしまったようで(持ち帰るのがすごい)、残りの5匹に期待する。私も脱皮するとこ見たいなぁ。

エジプト文様

今、お隣のお義母さんたちが旅行でいない。いつもチビを預けたり夕食ご一緒させてもらったり楽しているだが、いなくて大変かなぁと思えばそうでもなかった。というか、家族3人水入らずで、非常にゆったりして気持ちが楽だった。

どうも私は保護者的な人がいると頼ってばかりでよくない。感謝はしているが、ボディブローのように後から効いてくる。会社勤めをしていたころ帰りが夜10時くらいになるのが日常だったが、そのたびにお義父さんお義母さんに謝り、チビに謝り、相棒に謝り、会社ではお客さんに謝り、勤務時間が少なく勉強不足であることを社長と同僚に謝り、謝り通して頭がおかしくなるかと思った。だんだん自己卑下が止まらなくなってしまうのよね。今考えるとあんなに謝らなくても良かったかな、と思うけれど。弱っているときは自己否定欲(?)がむくむくと湧いてくる。それはそれでパワーだが、強烈すぎて危険。あまり使いたくない。

ホルスト・ヤンセンの画像が見たくてGoogleで検索かけたら、2つほどパラノイアで出てきた。自分ではそんな風に思っていないけれど。

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何日も絵を描いていないのにパレットの掃除をしなかったので、油絵の具が固まってしまった。速乾剤は何も使っていないのに乾きが速いなぁ。使っているオイルはルフランのサンシックンドリンシード。今日はパレット掃除から始めなくては。筆も。また今日から気持ち的にも一から出直しだ。だからブランクはヤなんだよね。自分が悪いんだけれど。

いつ来たのか分からないが、雪梁舎美術館から展覧会出品用紙がパソの前にあった。フィレンチェ大賞展。大きさ100号以内、1点、出品料5000円。大賞はフィレンチェに100日間短期留学!!おおお!イタリア行きたい!!!新潟展示を除けばまさに私向けの展覧会ではないか!!!と思ったら、搬入日が7月10日。個展前夜じゃちと間に合わないなぁ。来年にするか……と、もう来年の大賞を取った気分になってしまいました。アホだね。

代わりといっちゃなんだけれど、夕食時は街のイタリア料理店に行ってパスタとスズキのカルパッチョを食べました。ゴルゴンゾーラチーズのペンネはちと癖があった。魚料理が得意な店らしく、箸置きから至る所に魚。トイレの中の一角までも魚のオブジェ。チビは驚喜。チビが嬉しそうだとこっちも嬉しい。

思ったよりずっと高い店で、財布はとても寂しくなりましたが。

by HPY


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