絵画制作日誌    Diary INDEXBACKNEXTHOME GALLERY


制作への恐怖          2001年03月31日(土)

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絵を描かない時間が続く事への恐怖。
物も人も時間も、愛せない。

あるいは、きちんとした、立派な絵を描こうとして生ずる恐怖。
すがるように細々と記録される、絵。


アメリア・アレナスの「人はなぜ傑作に夢中になるの」という本を読んだ。
観られる「物」としての絵画の歴史を感じた。

誰が何のために描くのか、とは別に、
誰が何のために観るのか、ということ。

信仰のために描いた絵。 貴族のために描いた絵。
プロパガンダ。 そして個人の日記のような絵。
悪夢は嫌い。他人の夢なんて見たくない。
・・・昇華した他人の夢。浸透していく。

絵を飾る。今、飾るとしたらどこだろうか?
喫茶店、ロビー、個人の部屋。

絵のある生活。

by HPY


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