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☆ 夢見月に何想ふ
連休をもらって悪友達に会いに行った。
といっても、実家にはお正月に帰ったばかり。
さすがにもう新幹線は使えず。。
時間を持て余している貧乏人は
昼の高速バスで８時間かけて西の都から東の都へ。
いつもは素通りする駅前の高速バス乗り場。
今日はそこから、東京行きのバスへと乗り込む。
２階建ての２階席で、３列のリクライニングシート！
一人でひそかに興奮してた。わーい♪
落ち着いた所で、長旅の相棒momoに選曲をお任せして、
あたしはコンタクトを外し本格的に眠る。
中央道を通り東京へと向かうバスは、
たくさんのトンネルを抜け、昼過ぎに、雪国を通過した。
といっても言うほど雪は積もっていなかったけどね。
時々momoは、目が覚めるほどの選曲をした。
やたらアジカンを連発してみたり、
30分前に選んだ曲をまた選んでみたり…
こういうとこ、持ち主に似るのかしらん。むぅ。
そんなこんなしてるうちにバスは、
右手にビール工場、左手に競馬場、そして地元を通り過ぎ、
陽がどっぷりと沈んだ新宿駅に到着した。
休日で人だらけの街、新宿。この感じ、久しぶり。
１度家に帰り荷物を置いて、すぐまた家を出た。
駅に向かう途中、学生の波にのまれた。
そうか、センター入試があったんだ。
しかもこの日、東京は雪が降っていたそう。
私達のセンターの日も雪だった。
というか、朝起きたら一面銀世界でめっちゃ積もってて
まさに庭を駆け回りたい犬の気分だった。
試験どころじゃなかった。結果はボロボロだった。
へへ。懐かしい。
飲み会はもちろん、普通に夕飯を食べに行ったりと
かなりお世話になっていた居酒屋さんへ向かう。
着くともう皆さん勢揃いで…ありゃびびったわー。
素敵なお姉さまが沢山と相変わらずな男ども（失礼…）と
皆の仕事より恋話に興味津々のこれまた相変わらずな先生。
西の風に乗って運ばれた噂の種は意外と早く撒き散らされていて
案の定つっこまれた。ごめんね。
バッタ入っちゃったサラダやキムチ鍋をがっつきながらの数時間は
本当にあっという間で、全員とじっくり話す事はできなかったけど、
あの頃と同じような距離で同じ空間に存在していただけで
懐かしくて嬉しかった。
が、幹事が１次会終了と同時に帰宅するという素敵なオチで
２年ぶりのクラス会はあっけなく幕を閉じたのだった。。
2007年01月20日(土)
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