一 生 懸 命 に 適 当 な 毎 日 。
2000年07月06日(木) 無題
家に帰る度に 何かしら言われる 家が近づくとどうやって父と顔を合わせないようにするか考える 窓から明かりが見えるのが嫌だ それだけで憂鬱になる
私は小さい頃から家に帰るのが嫌な子だったと思う 小学校の頃は余りよく覚えていないが、中学、高校はよく覚えている。 中学の頃は部活で遅くなり、それでも帰るのが嫌で本屋で立ち読みして帰ったりした。 家に帰ったら「勉強しなさい」と言われるのは目に見えていたし。 夕食が終わり8時を回ると無条件に自分の部屋に戻らされた。最初の頃は嫌々戻っていたが そのうちそのまま居間に居ても親に小言を言われるだけだとわかったので逃げ帰るように 自分の部屋に行った・・。 夜遅くまで起きていることを覚え毎日のように親が寝静まったあとそっと起きてきてはTVを 見たり親の目を盗んで取れたビデオを見たりしていた。真夜中は誰にも邪魔されない私だけの 時間だった。 高校の頃も毎日学習室に通った。別に勉強しているわけではないのだが家に帰るのが嫌だった。 相変わらず真夜中の時間は続いていた。そのうち妹も夜起きてくるようになっていたが常に 追い払っていた。「来ないでよ。あっちの部屋にもTVあるんだからそっちに行けよ。 その代わり気配消してよね。居ないようにふるまってよね」その時間は私だけのものだったから。 誰にも邪魔されたくなかった。
家に帰っても親の顔色をうかがいながら生活してる毎日 そんなに嫌だと思っていても居間の生活を壊す勇気がない自分が 一番嫌いなのかもしれない。
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