予定通り、今月の初めから親会社から部長として人が出向してきた。
親会社だから、と言う色眼鏡がなくても今までの経験では、概ね新しくきた人は何かをやろうとする気負いからか過去の経緯を打ち切ろうとする。と、思う。
それだけではなく、今回の人事は別の次元で目的を持ってやってきた人の様だった。この時は、それが何かは知らない。

業務提携を進めている中、提携先の視察団がやってきて全ての部門に対してヒアリングをしていた。今日は、私の職場の番だった。
説明者として名が出ていたのは私一人だった。ところが、その場所に行ってみると、新任の部長が既に同席していた。（全てに出ている様子だった）
雰囲気としては、ヒアリングとは言え内容は敗戦の占領下に入るための状況把握みたいなものだった。説明するのは、私だけで新任部長も質問する側にたっていた。
それだけではなく、会話の内容を記録していた。なんとなく、なんとなく、イヤ〜〜な気持ちで一杯だった。

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