日本政府をどう評価するかは、のちの歴史家にまかせるとして銀河英雄伝説見ました。 前々から見たいと願っていた銀河英雄伝説、4月からキッズが再放送してくれたので、ようよう第1話を見ることが出来ました。ありがとうキッズステーション。 おお、これが銀河英雄伝説か 壮大だなあ うわ華やか… 聞きしに勝るスケールのでかさに、見ているほうが気が遠くなりそうでした。 タイトル文字とか声の当て方とか音楽の使い方とかテロップとか、アニメというより洋画のようです。 特に声のあて方が洋画の吹き替えを見ているようです。 スペースオペラという呼び名にふさわしく、ワーグナーの音楽が似合いそうな世界ですね。 サブタイトルのつけ方がヒロイズムの極致を感じました。 第1話は最初ということもあって、一通り登場人物の顔みせ的な内容でした。 幕が開いて、主要人物らしき人が一通り出てきて、立ち回って御しまい。 この話は、よくある狂言回しやガイドリーダー的な人物が出てきて、艦に着任するところから話は始まるというパターンではなく、またアクシデントハップンで主人公が突然事件に巻き込まれることにより話がスタートするというわけでもなく、ボーイズミーツガールで主人公がヒロインと出会うそこから話ははじまったというパターンでもありませんでした。 幕が上がるとすでに歴史はよどみなく流れていて、その連綿と続く銀河の歴史を、観客は鑑賞するとでもいったらいいのでしょうか。 見ているほうとしては、ガイドリーダーが案内してくれるパターンだと、スムーズに世界に入っていけて解りやすかったりするし、主人公が事件に巻き込まれるところから話が始まると、感情移入しやすくて助かったりするのですが、しかし、この話はそういった形式を周到していないようです。 膨大な数の出演者が、これでもかというぐらいに次々と並列的に登場してきて、とりあえず第1話は名前を顔と役職を覚えるのにアップアップといった感じでした。 好感触を得たので次回以降も見ようと思います。 <追記> 第2,3話見た おもしろい!これ! 余分なことを書いて、後世の歴史家に笑われるといけないのでこれにて退散。 のちの歴史家に笑われなくとも、すでに現代の市井の人に笑われていそうだ。
|