次回最終話の予想を立ててみた。 ・シンは機体は失うものの、命に別状はなしで88到着。 ・1話冒頭の゛まだシンはあの空を飛んでいるのか゛という新庄の言葉からすると、シンは十中八九日本に帰れないとみた。 ・違約金は貯まったものの、何かしらのアクシデント、戦況変化、心情変化などが発生し、シンは88に残留を余儀なくさせらる。 ・新庄は解雇で88に居られなくなって帰国。 ・日本に帰れないシンに変わって、新庄、伝言役を引き受ける。二人の間に友情が芽生える。 ・神崎・涼子の結婚式が執り行われる。そこにタイミングよく新庄が乗り込んで式を阻止。新庄、シンがまだ生きて、日本に帰るために戦っていることを涼子に伝える。 ・神崎は不正が発覚して逮捕。安田女史活躍。 ・神崎、手錠をかけられても、こんなところで終わってたまるかと野心むき出しの不敵な笑みを浮かべ、鋭い眼光を残して退場。 ・一方、88。日本に帰るために、今日も戦い続けるシン。サイレンがなり、ヘルメットを手にする。そしてカレンダー。×印はまだまだ埋まらない。シンの戦いは今日も続く。 ・ラストはシンの写真にFIN こんな感じでどうだい? まあ、新庄には・・・ ◇ ◇ ◇ 「まってくれッ!」 厳粛な結婚式場にバーンとドアを開ける音が響き渡った。 人々の視線が一斉に音のした方向に向けられた。 「なんだ?なんだ?あの男は?」 突然の乱入者にざわめく参列者達をよそに、その男はよろよろとした足取りで新郎と新婦のもとに近づいた。 「・・・はぁはぁ・・・どーやら間一発間に合ったようだな・・・はぁはぁ・・・」 「なんだ貴様は」 「よう神崎さん、久しぶりィ、俺は地獄から舞い戻ってきたぜ。」 「何のことだ」 「涼子さん、シンから伝言をことづかってきた」 「え?」 「シンは生きている」 「い、いま、なんて?なんて言いました?」 「風間真は生きている」 「誰か、誰かこの男をつまみ出してください。」 「真が・・・」 「本当だ、シンは生きている そして今も戦っている あなたのもとに帰るために」 新庄、写真を取り出す。 受け取る涼子。 「真・・・。ああ真は生きているのですね。」 「ハハハハッ・・・何を言い出すかと思ったら。風間はとうの昔に死にました。死亡証明書はあなたも見たでしょう?」 「ああ、あんたが偽造した死亡証明書をな」 「え!?」 神崎の顔に視線を移す涼子。平然とした表情で涼子を見下ろす神崎。 するとその時会場内に轟く声が。 「そこまでだ、神崎!!」 振り返るとそこに立ち構えていたのは逮捕状を手にした警察。 警官の後ろには安田女史の姿がみえる。 「神崎悟、貴様を脱税、贈収賄の容疑で逮捕するッ!」 「ああそうとも、シンは日本に帰るため今日も戦っている。あなたのもとに戻るために。今日も あの大空で」 ◇ ◇ ◇ 書いていて血反吐が出そうになったので中断オエ とりあえず新庄には日本に帰って昼メロでもやってもらうとして。 問題はシン。 シンはたぶん日本に帰れず、88に残るのじゃないかと思うのだけど、でもシンが88に残るだけの理由っていうのが、ないんだよなー。 きっとラストは1話にリンクして、シンはまだあの空を飛んでいるのか?いうエンドになると思う。 日本に帰って、シンが結婚式に乗り込むなんてのは、いくら超脚本でもやらないだろうし。 セカンドステージの可能性を残した終わり方をするためにも、シンは絶対に帰るわけにはいかない。 しかし、違約金150万ドルが貯まってしまった以上、彼があのまま傭兵で居続ける理由が存在しないんだよなー。 金も貯まった。本人も帰りたがっている。それを止めるものもいない。このままじゃ帰国してしまう。 おそらく何らかのアクシデントか、戦況あるいは心境の変化が起こって、帰国不能になるって展開なんだろうけど、でも彼の帰国を阻むものとなるものって具体的に何なんだろう? 何か用意されているんだろうけど、ちょっとすぐには思い浮かばないなぁ。 うーん、帰還出来ない理由を強引にひねりだしてみたけど、納得いくだけの理由が私には思いつかない。 ・パターン1 除隊したものの、帰還途中に政府軍に有利な情報が手に入って、サキのことが気がかりになって戻ってきてしまう。 ⇒サキとシンの間にそこまでの信頼関係があるようには思えない。シンがサキのことを気にしている様子はなかったし。戻ってくることはなさそう。 ・パターン2 シンにとってアスランは第2の故郷。 ⇒日本のことで頭がいっぱいで、サキの傷の理由も知らないであろうシンにとっては、アスランの行方など興味なさそう。 ・パターン3 悲願の除隊証書を貰ったのに、悪魔に魂を売り渡し血て汚れてしまった己には、涼子を抱く資格はないと帰れないでいるシン。その時、敵機襲来のサイレンが鳴り響く。まわせー!の掛け声に一瞬血が踊った。終わったんだ、もう出撃しなくてもいいんだ、己にそう言い聞かせるシンだったが、死線を越え命と命を交差させた寡黙な男達の姿を見ているうちに・・・ ⇒自分が自由になるためには、相手の命を奪わなければならない、その事実に葛藤している様子も絶望している様子も、精神が蝕まれていく様子もこれまでなかった。なのでなんらためらうことなく、涼子のもとに行きそう。 ・パターン4 88を後にしたシンは中継点のパリでホテルに宿泊。除隊の嬉しさのあまり、シュタインベルガーで泥酔。お客さん、宿泊帳にサインしてくださいと言われ、内容をよく確認しないままサインアップ。翌朝になってみるとそれは外人部隊の志願書だった。そしてまた傭兵に。 ・パターン5 夢にまで描いた日本に降り立つ。しかしその喜びもつかの間、シンは空港で通りすがりのチンピラに刺されそうになる。だがその時、骨の髄まで染み付いたフェーダイン魂が逆に相手を刺し殺してしまうのだった。行き場がなくなったシン。外人部隊でも入るか・・・。そしてまた傭兵に。 どうするんだ・・・妙案が思い浮かばない。 いかん、このままじゃオチがないまま終わってしまう。
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