ネタ帳

コノハナ【MAILHOME

#3 蒼空のフェインダー
2004年01月23日(金)

傭兵のみんなー、エリア88が始まるよ。
テレビを見るときは、部屋を明るくしてテレビから離れて見てね。
今週は『カラスたちの午後』宝探しのお話だよん。

OPがお洒落に変わっていますね。
第1話からこのOPだったらなぁ。このぐらいだったら、及第点でどうにか見たいって気を起こさせてくれるように思います。
CGのくせにカクカクしているという命的欠陥があるけどね!なんであんなにカクカクしてんのさ☆
でも最初に見たときの

海洋堂の模型使って鳥取砂丘で撮影したほうがいいんじゃないか?

あの時の絶望感を思えば、だいぶ見れるようになったような気がします。
あの時の灰色の空を思えば、あの時のブラックアウトを思えば、あの時の虚無感を思えば、だいぶよくなったのではないでしょうか。単に目が慣れただけかもしれませんが。
よくわからないけど3DCGって、データ蓄積により、製作が進むにしたがって、よくなっていくものなのでしょうか?
もしかして、新しいCGデータを起こすのが面倒だからって、このアニメ、このまま誰一人とて機体乗換えなしで、最終回までいったりするってことはないでしょうか。
来週は「はてなき砂丘」の話のようですがど、手間がないからっていって、まさかシンは墜落後もまたクルーセーダー乗るんじゃなかろうな!

そして今日のストーリー。
おお、今日も原作のまさに肝となる部分を外しまくったドラマでしたね。
何故こうよりによって一番いい部分が変更させられちゃうのでしょうか。
『カラスたちの午後』は重っ苦しい初期の短編話の中でも、コミカルなオチがポイントの戦場での日常を描いた話なのですが、この話の一番要であるオチの部分がさっくりと改変させられておりました。

重要機密をそれと気がつかないで鼻かんで捨ててしまうグレック。
そんなマイペースなグレッグに声をあげて泣き笑いするサキ。
それでもマイペースのままグレック。
なんだよ、砂金じゃなかったのかよ、無駄足だったのかいと暴れ出す傭兵たち。
やれやれとそれを眺めるミッキーたち。

ここのグレッグ、サキ、傭兵たち、ミッキー達のとんちんかんなやり取りが決めての話だろうに。
戦場の中の笑えるコミカルなエピソードを下手にカッコつけてシリアスストーリーにしてしまったために、起承転結の結の部分が締まらないぼやけた話になってしまいました。
サキも傭兵から絶対の信頼をおかれている司令官に見えないし、原作のいいところが台無しになってしまったな。
シリアスにするなら、他にシリアスにすべき場面があると思うのだけど。
戦闘シーンにユーロビートの曲かけて、命のやりとりしている緊張感をそいでおきながら、こういうところだけはシリアスですか?
わかっていたけど、命かけた場面でああいった曲を流すえいべっ○すの選曲はエリア88世界観に恐ろしくそぐわないだよなあ。

いったい高橋良輔氏はこのアニメのどのへんに携わっているのだろうか?
名前を貸しただけだろうか?
思うのだが、これは

高橋良輔じゃなくて、高橋涼介(@頭文字D:C.V子安武人)の間違いではなかろうか?

きっとえいべっ○すが誤変換に気が付かないまま発表しちゃったんですよ!



BACK   NEXT
目次ページ