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24082

■体温計に縋っていた時期■

やっと熱が下がりました。明日は診察。

インフルエンザと言う誰から見ても休むべきだと言われる病気は
身体は具合悪くなってても気が楽でした。
細菌でなく心が原因の発作や頭痛や色々な身体症状は
内科で調べても結局は原因不明で、原因不明=仮病と責められて
脳外科では看護婦に笑われたりもし、心細かった記憶があります。
誰ひとり、私自身でさえストレス(心)が原因だなんて気付かずに
毎日登校する度上がる38度の熱だけが体調が悪い事の証明のようで
来る日も来る日も保健室で体温計を手にしていました。
それに比べてインフルエンザは、伝染するため人に会う事を
周りの方から拒否してくれるうえに部屋からも出ないで済む、
仮病だと周りも自分も私を責める事はないという嬉しいものでした。
もっとも家ではいつも具合が悪いために、痛みは全て筋肉痛と言われ
また弱音を吐いていると言われるばかりですが、それでも
学校の保健室に辿り着けばうつるといけないからと一番端のベッドに
横になっている事が出来ました。またインフルエンザでないときも
登校拒否にならずに保健室まで通えていたのは体温計があるからで、
必ず私は熱があり、体調の悪い事を誰より信じてくれる
保健の先生がいたからだと今になって思います。
■2002年03月03日(日)■

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