■友人■ |
もう21日の朝。昨日はネットには繋がなかった。 病院へ行ってきました。産婦人科は行ってません。 今の状態だと多分辛くて行けないので、 落ち着いたら行こうと思います。
病院では殆ど何も喋らなかった。母の実家の話の途中で 悲しい話をしたわけでも無いのに涙が出てしまい 「口に出して言う事が出来ない」「日記には書いた」 それだけ言うのが精一杯であとは驚くくらい沢山泣いた。
ほぼ毎週、病院のある日は友人Mに逢います。 その日以外は仕事でもビルから一歩も出ないので ある意味唯一の、外との交流。
今日も病院から帰ってきて街でバスを降りると 予定より遅い時間になっていたので、いったん家に 帰る余裕もなさそうで、そのまま本屋で待つ事に。 バスから降りて本屋までは1人で歩かなければならない。 停留所の目と鼻の先なので数分もかからないけれど その数分が私に取っては数時間だったりして そこら中に突っ立っているスカウトの兄さんの中に 知った顔を見た気がして鳥肌が立った。 やっとの思いでエレベータに乗って本屋に着くと 耐えられずエレベータのスイッチの下に座り込んだ。 口の中が乾いて息が出来なくなり吐き気で咳が出て余計 苦しくなって、一端家に帰れば良かったと今更悔やんだ。 それから30分そうしているとメールが入って 「今授業が終わったのでこれから向かう」らしい。 いつもならもう、ここに来ている時間なのに 今日は偶々遅くなったようで、ここでまた やっぱりいったん帰れば良かったと思った。 メールから30分後、漸く落ち着いてきた所にMが来た。 逆か。Mが来た事で安心して落ち着いたんだ。 街を歩いている途中、今度結婚する友人Sに逢った。 左手ではなく、右手の薬指に指輪をしていた。 アクセサリーの類を付けた彼女を見たのは初めてだ。
帰り、いつも自転車のMは徒歩の私を家の近くを通って送ってくれる。何も話していないが「1人では危ないから」と気を遣ってくれる。だから歩きながらMにドラマの話をした。金八先生の。それから、「悪戯された事があるからそういう類は見れないんだよね」とだけ何とか、重くならないように さらっと 打ち明けた。 思った通りの明るい反応で「そーなんかぁーよしよし」 と帰って来たので安心した。驚いた顔は決して見せず優しい。 いつも平然としてくれるのが申し訳なくなるけど嬉しく思う。
以前Mの事をすっかり忘れてしまった事があったが その時もMを知らないひとだと思う私の前で、笑って見せた。 家に帰って別の友人から電話があり、「Mが電話をかけてきて 酷く混乱していた」と聞いて、とても申し訳なかった。 何でまだ友達でいてくれるんだろうか。 でも友達でいてくれる限り大切にしたい。 |
■2001年11月20日(火)■ |
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