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24082

■絶望は無い、希望も無い。■

母は今日も叔母の所へ行った。
私も行く予定だったが結局行かなかった。
冷たい人間と思われても仕方ないが
見舞いに行くだけの余裕がなく
1人で床の上で蹲って呻いていた。
明日は赤ん坊の方が手術をするらしい。

色々な「手」の映像が目の前に映る。
考えないようにしても思い浮かぶものは思い浮かぶし、
切っ掛けを避けようとしても、
避けようとする自分の行動でまた思い出すから
どうしようもない。
無関心でいようとした。
無反応でいようとした。
しかしそれらは、あまり意味をなさなかった。
■2001年10月10日(水)■

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