Espressoを飲みながら

2011年05月26日(木) バグワン、怠け者の世界を語る

 別冊宝島16 精神世界マップ を久しぶりに読んでいた。

高校生の頃、なぜか興味をひかれ、大阪の旭屋か紀伊国屋書店かで、
購入して読んでいたのだ。一度紛失して、
その後2冊目を買ったくらいのお気に入り。

この本は、いろんな素晴らしくスピリチュアルな人々の
言葉が載ってる本なのだけど、
OSHOの言葉ももちろん多数掲載されていて、
そのうちの一つがダルシャン・ダイアリー 「生命の歓喜」なのだ。
そのなかで、OSHOは怠け者についてこんなことを言っている・・・

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 ・・・・・・それに、じきに怠け者の世界がやって来るだろう。なぜならば、だんだんとテクノロジーが人々を仕事から解放して行くだろうからだ。次の世紀は、まったく新しいはじまりになるだろう。怠け者が一番賞賛されるに違いない。だから、来世では・・・・・・今日から準備するがいい! 怠け者になりなさい。来世では世界は怠け者のものになるだろう。実際、科学者たちによれば、テクノロジーがあらゆる仕事をひき受けてしまう二一世紀には、活動的な連中をおとなしくハッピーに、健康にしておくのが難しくなるだろうと言う。彼らはトラブルを持ち上げるだろう。彼らは仕事を要求するだろう。彼らは災いをもたらすだろう。

 怠け者は、この上もなくもてはやされるようになるだろう。怠け者はどんな仕事も要求したりしないからだ。


  バグワンは、世界がこれほど繁栄するように
 なる前の過去においては、活動的な人々が必要
 とされ、頼りにされ、それに対して怠け者は非
 難されたのだと述べた・・・・・・


 しかし、じきに車輪がぐるりと一まわりして、怠け者のスポークがてっぺんに来る時代がやって来るだろう。怠け者がノーベル賞をもらうようになるに違いない。何もしないことに対するノーベル賞、何も仕事を求めないことに対するノーベル賞―――。それは、いまはまだ想像しにくい。が、確実にやって来つつある。
 
 だから、活動的な人間が正常で、非活動的な人間が異常だというような問題はない。そんなことはないのだ。ただただ自分自身の実存をのぞき込んでごらん。何であれ気持ちが良く、健康的で、お前をより全体的にしてくれるもの―――、それを楽しみなさい。それがお前にとっては正常なのだ。ほかに物差しになるようなもの、基準になるようなものは何もない。それぞれの個人が、自分自身の基準なのだ。

 だから、非難というものを忘れなさい。誰もが自分自身のモーゼになって、自分自身の戒律を探して来なくてはいけない。十五日間、とにかく怠けて、見守ってごらん。―――それも、ごく客観的な観察者になること。


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 これを読んだときは、なんだかとても安心したものだよ・・・(笑)


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空遊 [MAIL]

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