何か人と違うものを持ちたいと思うもの。 あれは子供時代の話。家族で遊園地に行った。確か奈良の菖蒲池遊園地だったと思う。遊園地特有のだだっ広い駐車場に車を停めて、遊びに行った。遊び終わって駐車場にもどってくる。車を探す。どこにとめたかな?あ、あったあった、、、。あれ?キーが合わない。室内にぬいぐるみ、、、?他人の車だ!あ、あっちのやつだよ、てくてくてく、、、、またキーが合わない。しかも車内には「世界人類が平和でありますように」という紙(笑)。やっぱり他人の車だ!!!白いカローラなんか買うとこういう目に遭うという見本です(当時カローラは最も売れてた車だった)。広い駐車場をあっちこっちへとくたくた。鍵が合った時には感動してしまいました。子供心にもし大人になって車を買うなら何か目立つのに乗ろうと思った・・・。まだ自分の車持ってないけど(笑)。 先日僕の友達からシーズ−という種類の犬の写真が送られてきて、ホームページにアップした。親子3匹かわいいものだ。掲示板に見てくれた人からの感想が。「かわいい。でもどれがどれかわかんないかも。」うーん。たしかに。飼い主ですらすぐ見分けがつくようにわざと一匹には首輪をつけ、別の一匹には首輪をせず、残りの一匹は違う髪型にセットしているという。 またこういう血統書付きの愛玩犬を飼う人の中には、同じ種類の犬の同好会のようなものに参加する方が多いのだがもし首輪が外れたりしたらどれが自分の犬かわかるのだろうか?そりゃ5匹や10匹ならわかるだろう。でももっと大きなイベントだと?きっと人間の方はあれこれ着込んで外見を特徴付けているし、犬の方がちゃんと飼い主を見分けてくれるものなのだろうけど。というか匂い分析なんだろうな。 さてこんなことを思うたちなので何かと他と違うデザインのものを持ちたがるようになったのだった。最近のお気に入りはロットリングの万年筆だったりする。