数日前のこと、ベランダで洗濯物を干していたとき、いつものように
さくらは塀の上に乗っていた。隣へは行けないようにペットキャリーと
バケツを置いておいた。
さくらちゃん、いきなり、そのふたつを飛び越えてお隣のベランダに行ってしまった。
呼んでも来やしない・・・。しょうがないので、捕まえに行った。
こういう時、１階というのは助かるけど。

「さくら〜、さーちゃーん」と呼びかけると、隣の隣のベランダにひそんでいたさくらが、
弱い声で鳴いてコンクリートの塀の間から顔を出した。
すかさず捕まえて、抱いて家の入り口に向かっていた時、お隣の階段側の家の人が
出てきて、「まあ〜、かわいい」と声をかけてくれた。（猫飼いさん）
さくら、パニクって、わたしの腕から逃走。
引っ掻かれるのが怖くて、甘い抱き方をしていたのがいけなかったようだ。
階段の踊り場の手すりを越えて、よその部屋の前のテラスでずっとわめいていた
彼女を捕まえるのに、どれだけ苦労したか・・・

ピーマロは、脱走してもわりとすんなり捕まってくれるからいいのよね。


きのうの夜、リビングでさくらを抱っこしていた時、「ガルルルゥ〜」と唸りはじめた。
彼女の視線の方に目をやると、隣の和室のドレッサーの鏡に、わたしに抱かれた
さくらの姿が小さく映っていた・・・・・。

こんなにびびりで、だいじょうぶなんだろうか？
さくらの行く末が心配だ(-_-;)

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