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2004年12月05日(日)
 続々、スクール長の悲劇。


昨日、カップのお味噌汁にお湯を注ごうとしたスクール長は、カップの蓋を開けて嬉しそうにでも控えめにこう言いました。


「あっ、またラッキーかも」


味噌汁の名前はアサリ汁。
そしてスクール長の両の手には真空パックになったアサリが。
そう、アサリが2パック入っていたのです。


「え?またですか?良かったですね!」


ワタシがそう言うと、スクール長はカップを見つめながら顔を曇らせたのです。


「違った。そう何度もラッキーなワケないよな。」


カップに書かれた文字は『あさり10個入り』。
真空パックに入ったあさりは5個。


5×2=10


つまり、スクール長のお味噌汁はラッキーでも何でもなく、
そして、この時彼がラッキーだと思った出来事は、ただの不幸な出来事だったのでございました。


嗚呼、哀れスクール長。




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