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2004年05月19日(水)
 ブラウン君。


夕方職員室の天井の隅に認めたくない物体が居た。
認めたくないそれは5cm程度の大きさで近くで見るとこげ茶色をしていた。


嗚呼、君は巨大茶羽ゴキブリブラウン君ではないか・・・。


黒ゴキブリならまだしも、こんなに大きくて丸々と太った茶羽ゴキブリがいるなんて、この建物はいったいどうなっているんだろう。


とりあえずじっとしているが、ブラウン君が寛いでいる場所はドアのすぐ真上。
生徒が行き来しているあいだにいつスーパーフライングブラウンZに変身するか分らない。
顔に向かって飛んでこられるのだけは避けたい。
ワタシは急いで軍手と殺虫剤を準備した。
そしてこの2つの防具と武器を持ちながら職員室に来る男子生徒、男子教師達に「助けて・・・」と相手の目を見つめて瞳を潤ませてお願いした。
だがどいつもこいつも役に立たねぇー。
怖いだの気持ち悪いだの装備できないだのと言い足早に職員室を去っていく。


嗚呼神様、ワタシにもっと色気があったなら、寄せる胸があったなら、こいつらは競ってゴキ退治をしてくれたのでしょうか。
「キル田さんでも苦手なものがあったんだね!」
「うん!キル田さんなら鷲掴みしそう!」
どいつもこいつも余計なことばかり言いやがってこんちくしょー。
オレが待ってた返事はそういうものじゃなないんだこんちくしょー。




どうやらしばらくの間、ブラウン君は職員室に寝泊りすることになりそうです。
とほほ。




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