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2004年02月22日(日)
 受付事務。


春期講習のお問い合わせにいらっしゃったお母様に、
「失礼ですが、昨年卒業した○○さんのお母様ですか?」
と尋ねたところ、
「まあ、たった2ヶ月しかいなかったのに覚えてらっしゃるんですか?」
とお喜びになられて、
「今日は下の子を通わせようと思いまして、他の塾も色々と見てから決めようと思っていたのですが、お姉ちゃんもお世話になったし、なにより覚えていて下さってとても嬉しいので申し込みお願いします。」
といきなり来月からのご入学の申し込みを頂きました。


入学が決まったからと言って手当がでるわけでも給料があがるワケでもないのですが、受付事務という職業柄、こういうことって受付冥利に尽きると言うか、やったぜキルちゃん天才だぜって言うか、普段から趣味で励んでいる人間観察の賜物だって言うか、実のところあまり得意ではない人の顔や名前を覚えることをコツコツ努力して得た成果なワケでありまして、実に嬉しいことなのです。


が、それから30分もしないうちに、1年ぶりに遊びに来てくれた卒業生(現高1生)を前に、どっかで見たことがあるような気がするけど名前が全く思い出せないという現実に遭遇し、なんとか名前を呼ばないで誤魔化しながら旧友にでも逢ったかのように満面の笑みを浮かべ、適当に実に適当に相手の話しに合わせ楽しそうに会話を育んでみたものの、「ねえキルさん、もしかして俺のこと覚えてないでしょ?」とズバリ斬り込まれてしまい、「そ、そ、そ、そんなことないよ!」と迂闊にもどもってしまい、最終的には取り繕うことも断念し、正直に実に正直に「ごめん、実は君が誰だか分らない・・・・。」なんてことを言い放ち、少年のアゴをあんぐりと外してしまうなんて大失敗を犯したりもしてしまうから、やっぱりワタシってまだまだなワケです。




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