ワタシの愛する般若さん。
ここのところ彼(彼女かもしれないが)の中でワタシに対する認識が変化しつつある。
それは、「気持ちいいとこを撫でてくれる人」から「おもっくそ遊んでくれる人」へ。
以前ならワタシの姿を確認すると「ンガー」と鳴いてワタシの足元にすりすりと擦り寄って来ていたのに、最近では「ンガー」と鳴いては逃げる。
なんだ今日はご機嫌斜めかよーと思い立ち去ろうとすると、立ち止まり再び「ンガー」と鳴く。
なんだやっぱ触らせてくれるのかよーと般若さんに近寄ると、再び逃げる。
これを数回繰り返し、最終的には鬱蒼と生えた茂みの中に逃げ込む。
つまりワタシはその茂みの前におびき寄せられてるワケですな、奥さん。
茂みの中に入った般若さんはすっかり戦闘態勢。
ワタシの動きを1つも逃すものかと見つめる。
時には後ずさりし
時には前進し
獣の瞳で茂みに突っ込まれるワタシの腕の動きに夢中になること小1時間。
(その間ワタシを引っかくこと数回。)
あーもう疲れたなーと戦闘態勢を解除するので、ワタシもどれどれと帰ろうとすると
あら奥さんもう帰るの?
とようやく茂みから出てくるのだ。
最近こればっかりの般若さん。
おかげで大掃除が一向に終わらないのですが、どうか来年もワタシと仲良くして下さいな。
般若さんも皆さんも良いお年を。