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2003年10月30日(木)
 エアロバイク。


先日ジムでエアロバイクをこいでいたら、となりでこいでいた知り合いの女性の方からずるずる鼻をすすっている大きな音が聞えた。
風邪かなぁ?と思いながら彼女の方を見ると、なんとシクシク泣いているではないか!
彼女に一体何がっ!?・・・・と思い覗き込むように今度は手元を見てみると、ワンピースの17巻を握り締めて泣いていた。


「あっ!?ヒルルクの桜でしょ!?」
ワタシがいきなりそう叫ぶと、彼女は「そうなのよぉー!!」と言いおいおい泣き出した。
今まで彼女のことをちょっと鼻についていやんな人だなぁーと思っていたのだが、ワタシと彼女の間にたち込めていた霧のようなものが一気に晴れた気がした。
彼女は、シャンクスの片腕がなくなった時も、ゼフの足がなくなった時も、ベルメールさんが殺された時もおいおいと泣いたと言う。


私たちは大いに分かち合った。
きっとこの後に、ドクタークレハがチョッパーを送り出すところで泣き、ファルコンの騎士が自爆するところでも泣くに違いない。


ワタシとの会話に花を咲かせながらもバイクをこぐ足を一度も止めることがなかった彼女に敬意を表しながらも、彼女とはもしかしたらいい友達になれるかも♪と胸を躍らせた秋の夜であった。


ちなみにワタシの足は止まりっぱなしだった。




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