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2003年08月27日(水)
 よゐこはけしてマネをしないようにね。


小学4年のアッ君は、いつもマイペースな男の子。


忘れ物は多いし、宿題はやってこないし、授業中急に唄い出すし、字が汚くて自分の名前も読めないし、模試中は何度起しても「考え事してたんですよー。」と言い張って爆睡してるし、急に鼻血を出して答案用紙に血文字で『呪』なんて書いちゃうし。
手のかかる子ではあるけれど、いつも明るく根本的に素直でいい子なのと、なんだか身体が激しくムチムチしていて気持ちいいのとで(けしてデブではない)、上級生や職員からとても触られまくって可愛がられている男の子です。


ちなみに触られている時にはやたらとニコニコしてその状態が終るのをじっと待つのがアッ君のスタイルなのですが、先日、「キルさん大変!!アッ君が上級生に虐められてる!!」と言うクラスメート達の悲鳴にワタシが足早に現場に向うと、5年生がアッ君の体の上に馬乗りになり「アミノレッド体脂肪!!」と言いながらアッ君の体をモミモミ触っているので(重ねて言うがけしてデブではない)、慌ててその子達をどかし厳しく注意をしアッ君に謝罪させたところ、当のアッ君は虐められていた認識がまるでなく、いつものようにニコニコ笑っているのでどうしたもんかと思っていると、今度はクラスメート達が怒り出し、「アッ君も悪いんだぞ!!なんで怒んないんだよ!!おまえ虐められてたんだぞ!!」と言うので、「アッ君、今度から嫌な時は嫌だってちゃんと言いなさいね。」と諭したところ、ワタシがプニュプニュしたほっぺに触った時に限って「やめろよぉー!!!」の反抗的な態度をとるようになりました。


どうやら理解力が足りないようです。


そんなアッ君ですが、昨日は買いべんでマーボー豆腐丼を食べ、ちょっと大人の味だったらしく昼過ぎからテンションが高めになっていました。
授業を終え、居残りで宿題をし(ほとんどやってないけど)、帰り支度を整え職員室にやって来ると、たまたまワタシが作業中であったダンボール箱から緩衝材のプチプッチンを見つけ出し、「ねえねえキルさん、これ捨てるの?いらないなら僕欲しい!!」と言うので1枚差し出すと、ニカァーーーーーっと笑いながら、こんなことをやってくれました。


職員室は一瞬で笑いの渦になり、写真を撮って貰って気をよくしたアッ君は更に強くプチプッチンを頭の後ろに引っ張り、そして、そのテンションはますます高くなり、ウホウホと笑いながらそのままの格好で職員室中を走り周ったのです。
いろんな場所に身体をぶつけながら。


コレにはちょっと危険を感じたのでやめなさいと言ってはみたものの、アッ君は聞く耳を持たず、時々奇声を上げながら気分はすこぶるハイテンション。
何者かに憑依されているかのようなこのパーサーカー状態を元に戻すには、魔法が切れるのを待つしかないのか思っていたところに、室長先生の怒声でアッ君はようやく我に返りました。









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仮面を外したアッ君は汗だくで、プチプッチンはヌルっとしていて。
そして、一瞬モフっとニンニク臭が漂いました。




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