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2003年05月08日(木)
 ためになる話。


久しぶりに本屋のマンガのコーナーを物色していると、
ワタシが愛して止まないマンガ、『まっすぐにいこう』の24巻がありました。


どの位愛して止まないかと言うと、動物のお医者さんがドラマ化になったのだから、マメタロウもきっとアニメ化になるに違いないと信じて止まない位愛して止まないのです。
なのに24巻がとっくに発売されていたことに気付かなかったのはなぜでしょう?
さあ?


で、もちろん購入したワケですが、ふと23巻の表紙を見るとコレも買ってなかったように思われ、
つうか、先日1巻から読み返したばかりだったこのマンガは、たしか22巻で終わっていたのです。
そんなワケで結局2冊を購入しました。


で、よくあることですが、23巻は家にありました。


どうして表紙に見覚えがなかったかと言えば、カバーをかけたままだったのです。
なのでコイツに関しては読み返していなかったのです。
あーあ、またやっちゃったと思いながら、古本屋に売りに出かけました。
しかし、新品なので200円位で買い取ってくれるだろうと思っていた23巻は、高額商品のリストには載っていないらしくたったの40円でした。


気を失いそうになりました。


つうか、世の皆様がマメタロウの魅力を知らないというこの事実を嘆かわしく思いました。
しかしながら持っていても仕方がないので売ることにしました。
すると、古本屋の人がワタシを可哀相に思ったのか、こう言って下さいました。
「他のお店ならもっと良い値段かもしれないのでお持ち帰り下さい。」
ワタシはそれもそうだなと思い直し持って帰りました。
このことは絶対に隊長には秘密にしよう、いやいや、このことはワタシの記憶から抹殺させよう、いらなくなった23巻を後日古本屋に売りに行くのだと事実を捻じ曲げよう・・・
・・・そう思うことにしました。


そんな時、友人から電話が来ました。
自分の近況を報告しながら笑い話だとこのことも報告しました。
ヤツは、「またやったの?バァーカっ!」とワタシを罵りながらもこう言いました。


購入した本屋に持って行きなさい。


つまり返品して貰えという友人。
そうして貰えるのなら一番ありがたいものの、外側のビニールは破いちゃったし、
本の中のなんかバーコードのついた栞みたいなモノも捨てちゃったし、
それより何より、こういう行動って人としてどうかと思うし。
で、それは無理なんじゃない?と言うと、レシートさえあればなんとかなると言い切るのです。


すっかりその気になったワタシは本屋に行きました。


しかし本屋の人はこう言いました。
「包装を破ってしまった本は返品できません。」
そりゃそうだよなぁ・・・・と思いながらワタシは諦めることにし、本をバックにしまおうとしました。
すると、本屋の人は続けてこう言いました。


「同じ本を持って来て2冊あるということを証明してくれれば返品してもいいですよ。」


ワタシはバックの中からもう1冊の23巻を出しました。
実は1冊は売るために、そしてもう1冊は読む為にバックに入れて置いたのです。
本屋の人は2つを見比べて、キレイな方を買い取ってくれました。
なぜかそれは今日買った方ではなく、古いけどカバーに守られていた方でした。
そして、ワタシの手に410円を乗っけてくれました。


言ってみるもんですね。
友よ、ワタシは君に心から感謝します。


だけどよくよく考えるとどうしてヤツはこんなことを知っていたのでしょうか。
同じ経験をしたから、そうに違いありません。
そして内緒にしておこうと決めていたこの出来事を、
「凄くためになる話あるけど聞く?」と隊長に洗いざらい話し、
「またやったの?バァーカっ!!」と言われたのは言うまでもありません。








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すっかり忘れていました。
だってバァーカっ!!だもーん♪
えへへ。




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