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2003年04月26日(土)
 今まさに。


休日の夫。


彼は起きない。
ほっといたらいつまでも寝ている。
しかし、土曜日は英会話の日なので起こさなければならない。
何しろ宿題をこれっぽっちもやっていないから。
ここらへんはスクールの子供並だ。


いつもワタシは頼まれた時間に起こしに行く。
そうすると「コーヒーいれてくれたら起きる」とか「パン焼いてくれたら起きる」とか、
甘えたことばかりぬかしやがる。
そして起きない。


30分程たった後、更に起こしに行く。
すると「あと15分経ったら起きる」と言い、再び寝てしまう。
ワタシもそうそう面倒をみれないので、後はほっとく。
そして洗濯機をガンガン回し家事に入る。
夢中になって掃除機をかける。
そして、ふと振り返ると、夫がぬぼーっと立っているのだ。
ワタシの背後に。


ワタシはかなり驚く。
夫はかなり満足そうに微笑む。
毎週毎週夫にしてやられる。
毎週毎週ワタシは悔しくてたまらない。


そんな夫が、今日は失敗をおかした。
今まさにソレをやって失敗した。
ワタシが廊下の掃除をしていると、いつものようにぬぼーっと背後に立つ直前にワタシが振り向いてしまったのだ。
慌てた夫は隠れようとさっと開いていた書斎に横歩きでスライドしたのだが間に合わなかったのだ。


今まさに。


口惜しそうな夫。
横歩きの夫。
かっこ悪い夫。
ざまあみろっ。





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