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2003年01月19日(日)
 黒胡麻。


ワタシは胡麻が大好きだ。
が、子供の頃は大嫌いだった。
何故なら、


胡麻はヘソからできるんだよ!


そう言って、父がいつもヘソの胡麻をワタシに差し出していたからだ。
今思えば可愛い娘をからかっていただけの話なのだが、
その頃は真剣に考えていたものだ。
どうしてこんな汚いモノをみんな美味しいと食べるのだろうと。
何故なら、
父のヘソの胡麻は、なんとも言えない臭さだった。
ピアスに付着している垢のような、または足の指にたまる垢のようなそんな匂い。


何でも匂いを嗅ぐのが小さい頃からのワタシの習性なのだ。


そんなワタシが、医療レーザー脱毛に行って来た。
日々の脇毛抜きによる眼球と肩の疲れにいいかげん嫌気がさしたのだ。
スタンガンのような機械で、脇の下にレーザーを撃たれた。
ちょっと痛かった。


するとどうだろう。


治療を終えたワタシの脇から、香ばしい匂いが漂ってきた。
そう。
それはまるで胡麻の香り。
そして、脇の下を覗き込んでみると、そこは黒胡麻でいっぱいだった。


毛根が浮き出る現象なのだそうだが、当分黒胡麻は欲しくないと思った。
そして、ワタシの脇はホントにキレイになるのかちょっと不安になった。











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