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2002年10月21日(月)
 ステキな奥様。


寒いじゃねぇか、馬鹿ヤロウっ!


こんにちは。キルです。
昨日はオレ様のイクラ奮闘記を読んで、たくさんの温かいアドバイスをいただきました。
ありがとうございます。
参考になるネタがたくさんありました。
そして、イクラどーんはホッペが落ちるくらいの美味しさでした。
苦労した甲斐がありました。
が、当分生筋子は見たくありません。
ムカツキます。
ごめそなさい。
隊長がその気になった時に、再び買ってみようと思います。
旬が終わらないと良いのですが。


さて、今日は友人とランチに行きました。
覚えていますか?
ちょうど2週間前。
ワタシは友人にドタキャンされました。
子供が急に熱を出したという理由でしたが、ワタシ的には大雨で面倒になったのだろうと解釈しております。
きっとそうだ。
そうに違いない。


ちなみに、あれから彼女からの連絡はありません。


で、今日は別な友人とのランチです。
この友人、ワタシの友人の中では群を抜く常識人です。
10歳程年上なのですが、ちゃらんぽらんなワタシの面倒を嫌な顔をすることなくみてくれます。
今は専業主婦ですが、長年教師をしていたせいか、とても博識な人です。
自分の考えをしっかりと持ち、かといって他人に押し付けようとしない、とても気配り上手な奥さまです。
話し方もとても穏やかで、何事にも慌てることなく、小鳥の囀りのように上品に話すのです。
隊長は、いつもワタシにはもったいない友人だと言います。


そんな彼女から今朝電話がありました。
ワタシの脳裏を「今日も雨で寒いからドタキャンかなぁー。」という不吉な予感が走りました。
しかし、彼女からの電話はこんな内容でした。


まずは待ち合わせ時間の再確認。
そして、彼女の住む最寄の駅でのランチの約束だったのですが、天候が悪いのに来て貰うのは申し訳ないので、自分がそちらに行きましょうか?と言うのです。


なんて気配りな人なんでしょう。
それなのに、ワタシったらドタキャンかと疑ったりして・・・・。
なんて疑り深いオンナなんでしょう。


結局予定通りの場所に決め、電話を切ったのですが、
話の内容を聞いていた隊長が、
「ホントにいい人だよなぁー。
おまえさぁー、嫌われないようにお利口さんにしとけよ!」
と言うのです。
隊長の中で彼女はお釈迦様で聖母マリアなのです。
そしてワタシは鼻水を垂らした悪ガキなのでしょう。


しかし、そんな素晴らしい人がなぜワタシと長くお付き合いをしてくれるのか。
それには理由があります。
頭の良い方なら分かると思いますが、彼女はワタシと最大にして最高の共通点があるのです。
彼女は悪口とかウンコの話しとかが大好きなのです。
今日も知人のババアの悪口と、排泄物の話を、穏やかに、そして小鳥が囀るかのように、それはもう楽しそうに話していました。
でも、きっと隊長は信じません。
ワタシを嘘つきだと言い張ります。


隊長にとって、彼女はステキな奥様なのです。
彼女が今朝の排泄物の中にオレンジの粒を発見して新型なのと大喜びしていたり、
まだオレンジを排泄したことのないワタシに勝ったとガッツポーズをしていたと言っても、
隊長はけっして信じないでしょう。


彼女はステキな奥様ですから。







それにしても、今日はホントに寒いですね。













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