隊長とお買い物に出かけた。
そのついでにちょこっとドライブをした。
せっかくだからおまえの職場でも見に行くか。と隊長が言うので、あまり見られたくはなかったけど、道案内をした。
そう言えば、ワタシが作ったポスターが展示されていることを思い出した。
あのさ、この天才が作ったスバラシイ芸術作品の数々が貼ってあるからしかと見てねっ♪と隊長に誇らしげに言ってみた。
職場に到着し、同僚に見つからない程度の距離に車を停めた。
どれ?おまえの作品?と言うので、
あれあれ!!どう?とポスターを指差した。
4月生募集中!!
とか
今なら入学金無料!!
などと書かれた超デカポスターを見た隊長は、
大きな溜息を1つ付き、
なんかあのポスター曲がってるよ?と気の毒そうにワタシの頭をポンポンと撫でてくれた。
ちょっぴり切なくなった。