ふたつのこころ

2007年07月31日(火) 被害妄想。

ココロの中は軽くなりました。

言い方は悪いけど、
もう随分長く重石が乗っていたような気持ちだった。
付き合っている時も、そう感じる事があった。

見えない何かに縛られているような、
いつもあの子の反応を気にして、顔色を伺って、
否定される事が嫌で、怖くて、大人しく大人しくなっていた。


あの子と付き合っている時は選ばなかった服、色。
髪型、メガネ、カバン。

私は少しずつ自分を取り戻している。

うっすらと事情を知る友達は口をそろえて言う。

『別れて良かったんだよ』と。

それは、あくまでも私側だけの話を聞いての意見。
そして、自身と自信を無くしてしまっていた私を見ていた人からの意見。

みんな、心配してくれていた。
あんな風になるまで相談できなかった私のことを、心配してくれていた。
疲れ果てていた私を心配してくれていた。


ひどいことに私は、自分をかわいそうな風に話をしてしまう。
そんな風に言いたくはないのに、そんな言い方になってしまう。

あの子はきっと私が悪いとは誰にも言っていないだろう。
私以外には言っていないだろう。

私に向かっても、直接の言葉ではそうは言わなかったけど、
間接的な言葉と、放置していた月日が、『悪いのは私』と言っていた。
私にはそう感じた。

この思いが消えない限り、私は次の恋は出来ない気がする。

どちらかだけが悪かったわけじゃない。

そんな風には思えてきているし、
付き合ったことも待ったことも後悔していない。

だけど最後の1年間の態度を許せない限り、全てがツライ思い出に覆い隠されてしまう。

悲しいけれど。
私の中にも、もうあの子を想う気持ちがないみたい。
庇えない。
肯定できない。

あの子が自分だけが傷ついたと思っているように、
私は、自分を被害者だと思ってしまっている。
こんな悲しい事はない。


ねぇ。
綺麗に終わらせたいと思ってくれていたのなら、
自分の意思で、
自分から行動に移してほしかったよ。


私、すっかり変わったよ。
あなたが知っている私ではなくなった。
外見も、好きな音楽も、趣味も、考え方も。

あなたが知っている私は、どこに行っちゃったんだろうね。



 きのう  ひび  あした


みかる [めえる]

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