5行日記
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2005年07月13日(水) |
リリー・フランキー「東京タワー オカンとボクと、時々オトン」 |
東京メトロのフリーペーパー(?)「メトロミニッツ」で書評を読んで読みたくなった本。リリーさんの自伝小説。
リリー・フランキーはとくに興味あるわけではなく、ただ、状況が近いような気がして。
とにかくオカン(ファンの間ではママンキーだそうです。)がすごくいい。こんなお母さんだったらいいな、ではなく、こんな母親になりたかった。でも、妻としては微妙。最終的にはすごく幸せと思えただろうけど。
リリーさんは、ダメ人間としても最高で、そのダメっぷりを恥じるわけでもなく自慢するわけでもなく、そのまま書いている。時々、本に突っ込みを入れたくなるくらい。
そして、いつかは来ると思ってるけど、でも、そんなのはまだまだ先と思っている親との別れ。
後半はただただ号泣です。本、読んで号泣ってあんまりないような。
マザコン上等、親孝行もすごくしてる。でも、してもしても足りないのが親孝行なのかも。
リリーさんの1%も親孝行してない私は(その変わり、親不幸度も低いですが)、久しぶりに夏に実家に帰ります。
リリー・フランキー公式サイト http://www.lilyfranky.com/index1.html
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