5行日記
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2004年07月13日(火) |
小説「クロスファイア」 |
先週の日曜日の選挙のついでに、久しぶりに図書館に行って借りてみた。矢田亜希子主演で映画化もされた宮部みゆきの超能力モノ。でも、いつものミステリー刑事モノでもあるけど。
読んだことあったっけ?と思ったけど、未読だった。やっぱ、ちょっとシチュエーションと話の進め方がさすがに似たり寄ったりになってきてるから?
宮部さんの刑事モノは、たいてい東京が舞台、そして江東区、荒川区辺りがよく舞台になる。出身地だから?
そして、実際に起きた事件をモデルにしてるな・・と思うこともしばしば。とくに人間とは思えない残虐で、でも少年と言われる年齢のため、法の裁きにかからない犯罪に対する思いというのを感じる。
このクロスファイアは、その犯罪者たちに対し、ある意味、制裁を与えている。でもって、読んでる方も、途中までは、すっきりする。でも、途中からやっぱ殺しすぎじゃ〜・・?の世界。
読んでる途中に見てしまった映画撮影当時の矢田亜希子のインタビューで原作の衝撃的なラストという単語を気にしつつ、二日で読了。
映画はまた違う終わり方なのかしら?このクロスファイアの前作「燔祭」と話を足して割ったような構成みたいだし・・・。
あ、でも宮部さんの映画化作品では、「模倣犯」の映画のラストがほんとに笑えるくらい別物だった。
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