5行日記
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2004年03月27日(土) |
「ディック・ブルーナ展」 |
板橋区立美術館では明日までなので、めっちゃ混み。地べたをはいずりまわる小さい子供から老人まで、大勢の人でにぎわってました。でも絵を間近で見る人は、やっぱ自分でも描く人でしょうか?(私も間近派)
ミッフィーをはじめとする可愛いキャラクターの生みの親ディック・ブルーナさんの原画、シルクスクリーン、ポスターの展覧会。
テレビでブルーナさんの作業工程をたまたま見たことがある。今なら、コンピュータでスッと描いちゃうよね、しかもペンツールで・・なシンプルなラインも、筆で描いていたのに驚いた。しかも、超ゆっくりな筆運び。会社でも何人か見ていて、あのプルプルした筆先と恐ろしいくらい遅い筆運びにみんなして感動。あの線はやっぱりコンピュータではだめだ。
とにかく印刷物になった時に、ほんとうに可愛くなる。原画はすごく小さめで、それを透明フィルムに焼き付けたものを拡大等してるんだろう。その時にプルプルした微妙なタッチになるのが、ほんとにかわいい。
とくに2000年に地元ユレヒトで開かれたブルーナ展のポスターは秀逸。(ポスターのデザインは別の人)これと同じアングルのTシャツがブルーナカラー全色分あったので、グレーを買った。いつ着よう?
ところでブルーナさん、現在76歳。まだまだ現役。私も80くらいまで仕事で絵を描いていきたい。
この展覧会、板橋の後は、横浜に行きます。 http://shop.kodansha.jp/bc/ehon/event/200312/dick/
特集が組まれている芸術新潮2004年3月号もおススメです。 http://www.shinchosha.co.jp/geishin/bn.html
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