5行日記
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2001年11月23日(金) |
映画「蝶の舌」をやっと観る |
映画ばっかり観ている私。 水曜日にはイタリア映画大回顧でヴィスコンティの「山猫」を観たし・・。
「蝶の舌」はシネスイッチでえらいロングランで上映されている。金曜日の女性半額デーに行こうと思っていたので、普段の金曜だと混んでいて観られないかもと思いつつ〜月日は流れ〜。
で、お休みだった今日、朝一の回を見に行く。満席だった。
1936年のスペイン内戦を時代背景に、ちょっと政治的な問題もからみつつ、モンチョ少年のちょっと成長物語〜といったところ〜。
どこかの映画評で「ニューシネマパラダイスより泣ける!」とかあったけど、それはただ単に老人と少年というシュチエーションが一緒なだけで、泣けるには泣けるけど、全然違う涙。重い。
「山猫」観た時も思ったけど、もうちょっと時代背景というかヨーロッパの近代史を知ってないとだめかも。(なんとなくわかるけど)
それにしても残酷な映画だった。時代が残酷。パンフレットに、しつこいくらいにラストシーンの「ある言葉」が感動を呼ぶとか書いてあったけど、私はあの言葉、先生には届いてないとしか見えなかった。(いやーまー多分届いているとは思うけど、その前のシーンがあんまりにも残酷〜)
私が好きなのは、モンチョ少年の兄ちゃんの初恋エピソード。 あと、日本語版の「蝶の舌」のロゴ、そしてパンフの装丁。
さすがシネスイッチ銀座。
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