5行日記
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2001年11月17日(土) おフランス映画「アメリ」初日

先週に続いてまた映画を初日に行ってみた。
案の定混んでいた。

雑誌で前評判を読んだ時に、観たいな〜と思った「アメリ」は「デリカテッセン」とか「ロストチルドレン」(ついでに「エイリアン4」)のジャン=ピエール・ジュネ監督のおしゃれ系のフランス映画。

ちなみに私は監督の前作はどれも観ていない。ちょっとダークでグロくてマニアックな映画って印象。

そんなことはあまり気にせずに観た。

監督が「観た人が幸せな気分になれるような映画を作りたかった」だけあって、ほんとに観ている最中から幸せ気分、見終わった後には、誰かに観てみてねって教えたい気分〜。登場人物の描かれ方が、とても丁寧でこだわりもあってみんなとてもいい!(アメリパパがグーーーーーー)

映像は、まさに昔に、イメージしていたパリそのもの。1997年が舞台なのに、モンマルトルを中心にしたすごくレトロでノスタルジックな風景がとても綺麗な色で撮られていて、それでいてどこかキッチュ。アメリの住むアパルトマンもめちゃいい感じ。(とにかく画が綺麗!)

でも、ものすごく残念だったのが、映画館の対応。今のところ単館上映で渋谷のシネマライズでしかやってないせいもあって、14:40からの回を観るために、40分前に着いたけど、すでに外まで長蛇の列。

私の並んだ位置のちょっと後ろから「ここからは、立ち見になります」と叫んでいたのが、入場が始まったら、私のちょっと前から「立ち見になります」とか言い出して、一瞬この回で観るのやめようかと思ったけど、覚悟決めて入って一階の中に入ると、今度は「二階の階段にもお座りになれます」とか言い出して、じゃあってことで2階に。そうすっと手前の階段はいっぱいになりつつあったようで、「あちら側からもごらんになれます」ってことでそっちに行ったら、なんと後ろ4列と補助席(背もたれなしの壁際の席)5席がまるまる空いている。結局無事座れたけど、もうちょっとましな誘導の仕方ないのか〜〜〜。

おまけに次の回の客を扉の間際まで入れていたらしくって、映画の中盤以降に、結構音がないような静かなシーンになると、そいつらのしゃべる声、笑い声がめちゃめちゃもれていた。遮音設備が弱いなら、もうちょっと扉から離して待たせろよ〜〜〜〜〜〜!

と、あら、幸せ気分になったはずじゃ・・・。

公式サイトは
http://www.amelie-movie.com/
私は基本的に映画って、趣味とか好みがあると思うので、あんまり人に勧めないんだけど、これはちょっとお勧めしたい気分〜。





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