フォーリアの日記
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2006年08月17日(木) 靖国神社

今日は日差しが出たと思えばどじゃどしゃ雨が降ったりして
湿気が多くて暑くてひどい天気です。

今日は朝からみんなで車に乗って靖国神社に行ってきました。
靖国神社は昔おじいちゃん(夫の父)が生きていた時に行って以来です。

敷地内にある(悪名高き?)遊就館というところに初めて入ってみました。
展示してある歴史観はかなり偏っていて問題です。
見ているとだんだん具合が悪くなります。

そもそも明治時代にできたものなのに
古代からの展示があるのは何の意味があるのだろう。
どう考えても専制時代の国家感をインプットしているようにしか思えません。

これを見るとやはり、首相の靖国参拝は止めた方がいいと思います。
靖国神社はもはや宗教法人だから、国の意向を受けることなく
独自の思想を展開しても誰も文句をいうことができない組織となっています。

国の考えを反映する施設であるために
靖国神社が自主的に宗教法人であることを返上し、特殊法人にでもなれば
靖国参拝も問題ないかもしれないが、それはなさそうだし・・・
などとと麻生さん(外務大臣)が言っていましたが
まあ、そういうことだと思います。

A級戦犯を合祀するのも勝手、独自の戦争論を展開するのも勝手という状態では
いくら国のために死んだ人々を慰霊する施設が必要だとは言っても
靖国はとても内閣総理大臣が参拝していい施設というわけにはいきません。
やっぱり、A級戦犯を分祀すればいいというだけではなく、
別の追悼施設が必要だとあらためて思いました。


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