フォーリアの日記
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2005年07月31日(日) 初心者の気持ちがわからない

最近Linuxの設定などいろいろしていて徒然なるまま考えたこと。

インターネットに初めてつないだ時、自分は初心者だと思っていました。

それ以前に家にあったPCはモデムもついていませんでした。
世にパソコン通信なるものがあるとは聞いたけれど
そのPCの説明書によると、パソコンを電話線につないで通信するためには
RS-232Cに音響カプラかモデムをつながなくてはならないらしい。
そんなものは数万もするらしいし、通信費も何万にもなるらしい。
普通の主婦(?)には縁のないものだと思っていました。

今使っているこのVAIO PCG-F55/BPがモデム内蔵で
初めてダイヤルアップでインターネットにつなぎました。
まだADSLをNTTが認めていなかった時期。

インターネットの世界を知って、いろいろ感動したことがあったのだけど
それを書くと長くなるし、今回の主題ではないので置いておきます。

PCG-F55/BPにはWindows98SEが入っていました。
ずっとWindows3.1を使っていて
Windows95が発売された時には買わずにいたので
Windows95とそんなに変わらないと言われても
Windows98SEの使い方はわからなかったので、初心者だと思っていました。

確かにあの時初心者ではあったのだけど・・・。

いや、キーボードで迷わず文を打てただけでも
まったくの初心者ではなかったのかもしれない。

FDDで起動してMS-DOSで動かすようなさらに古いPCも使っていたから
DOSコマンドを打つと言われて戸惑わないのは
やっぱり初心者じゃなかったのかな?

ほんのちょっとずつ、技術の普及と出会いながら知識を得てきたので
いきなり最近の高性能のいろいろなことが出来るPCに出会ったのと違い、
あれもこれもわからなくてまったく困ったと言う状況に陥りにくかったのかもしれません。
だからどうも、いきなり最近の高機能PCを使い始めて、
インターネット接続や無線の設定までしてしまおうとして途方に暮れる
まったくの初心者の気持ちはわからないらしい。
昔の初心者には、始めに覚えることがそんなにたくさんなかったと思う。

こんなことを考えたのはQ&Aサイトの質問に
あれも知らないの?これも知らないの?ということが多くて
山のような話をすべて書くわけにもいかず
答えることができなかったからかもしれません。


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