フォーリアの日記
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2003年10月01日(水) しびれの検査

今日は午前中はコーラスでしたが
午後、しびれのための検査を予約していました。

MRI検査と筋電図・誘発電位検査というものだそうです。

まずMRI検査なのですが、始めに注意書きを渡されました。
強い磁気を発するので金属類を身につけていてはいけないし
検査室内に持ち込んでもいけないらしい。

入れ歯、かつら、義眼、メガネ、補聴器、金属つき衣服、義足、時計、小銭(入れ)
磁気カード類、エレキバン、カイロ、湿布、アクセサリー類、鍵、駐車券

事細かに書いてあります。

ポケットから携帯を出して、Suicaを出して、鍵を出して、かばんに入れました。
磁気カードになっている診察券は渡してしまうのでいいとして
メガネとブラジャーは直前に取るとして
問題は・・・指輪。
太ったから簡単には抜けないのです。
でも、このあとの筋電図検査でも電流を流すので取らなくてはならないし、なんとかしなくては。

体重的には抜けるか抜けないかぎりぎりのところです。
今ぐらいの体重でも抜けたことはあるのです。
でも、夏場は手がむくみ気味なのか抜けないのが普通でした。

待ち時間の間になんとかしよう。
何とか指輪を引っ張りながら、一緒に押し上げられる皮や肉を指の根元へ引き戻し、
指を曲げてみたり伸ばしてみたりしながら抜こうと試みました。
しばらくやっていたら、どうやら少し曲げた時の方が抜けそうです。
そうこうしているうちに、どうにか抜けました。
なくすと大変なので筆箱の中にしまいこみました。

MRIの機械はこんな感じ。(リンクは別の病院のものだけど)
http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~crs/MR.htm

実は閉所恐怖症なのでこういうところに入るのは怖いのです。
でも、幸い寝ている状態で入るので、目をつぶって普通の場所で寝ているつもりになることにしました。
「具合が悪くなったらこれを握ってください」と
ナースコールのようだけどボタンを押すのではなくて握る方式のものを渡されたので
いざという時はこれがあると思うと大変安心材料になりました。

大きな音がします、と耳栓をわたされました。
中に入って20分ぐらいかかるそうです。

さて、ベッドのようなものがスライドして中に入ると
中にスピーカーがあるのか「これから始めます」などというのが中から聞こえます。
もう目をつぶっていますが寝てしまえたらいいなあ。

でも、眠るのは無理でした。
ガガガガガと工事現場のような大音響。
そのうちガガガガガのハモリもあって、ロックコンサート?
それでも「外は工事中なのに家で寝ている」という自己暗示でなんとか平気でした。

さて、次は筋電図検査です。
これは左手だけだと軽く見ていたのですが、意外と大変でした。

指、手首の前後、ひじの前後、腕の付け根あたりに電極をつけ、
それぞれ色々な区間で電流を流すのですが、結構気持ち悪いというか痛いというか。
電流を流すと手がビクンと動くのですが、その度に「うぐぐ」とふんばってしまいます。

そのあとまた別の方法で(やはり電流を流すのでしょうが)
指の関節の上下に輪っかをはめて、その関節を検査しました。
これは、「うぐぐ」というより痛いのです。
ちょうど、ひじをぶつけた時に神経に当たってビリッとしてイタタタタという感じ。
指の関節とはいえそれを何度もガン(ビリッ)、ガン(ビリッ)、ガン(ビリッ)、ガン(ビリッ)とやるのですから大変です。
本当にぶつけたのならキャーキャー言って走り回りたいくらいなのですが
検査なのでぐっと我慢しています。
自然に力が入るのか、何度も力を抜いてと言われます。
手に力が入るとそれで余分な電流が流れたりするのかもしれません。

終わったら妙に疲れました。

どうも伝達に遅れがあるようだと言われました。
結果は詳しくは診察の時に先生に聞いてくださいとのことです。

来週また結果を聞きにいきます。


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