フォーリアの日記
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2003年07月30日(水) 実家の片付け

26日土曜日から昨日まで、長野の実家へ行っていました。
ちょっと長めに滞在して、今まで長年手付かずだった父の部屋を
なんとか人が入れる部屋にしようと思ったのです。

部屋の真中には、お葬式のときに居間を使うため、
もともと居間にあった何年分もの領収書類や郵便物、
未確認の書類やケース類が乗っている本棚、
退院したとき病院から運び込んだ荷物が山と詰まれたままです。
それに、万年床になっていた父の布団も端へ寄せてあるだけで転がっていました。

それらをまず、一番スペースの空いている仏壇のある部屋に運び出しました。
お参り用品の乗っている黒いテーブルを他の部屋へ出して、
畳の上にビニールシートを敷き、そこへどんどんほうり込みました。

父の部屋の押入れには、母が死んでから出したこともないと思われる衣類が大量に、
また、端布、ボロ布なども大量に出てきました。
天袋からは私のランドセルなんかでてきたりして・・(汗

たんすの中の母の衣類もだいぶ出しました。
それでもタイムアウトでまだ残っています。
引っ張り出してゴミの種類ごとに分別するのである程度の手間はかかるのです。

見たこともなかった縁側の天袋からはなんと巨大なテレビのブラウン管が出てきました。
そういえば私が小学校低学年の頃、そういうものを交換したりしてたような気がします。
しかし、こんなものでスペースを塞いでいたとは・・・。
 

黄ばんで崩れそうになっている本などもだいぶ捨ててしまいました。
これがきれいなら読むかも、というものもあったのですが
こういう状態で将来も読むことはないだろうと、思い切ってかなり捨てました。

これらを持っていってもらう産廃業者を探したのですが
土日に電話をかけても休みなので、月曜日に電話して
滞在予定の火曜日に取に来ることが可能な業者を探しました。

火曜日の朝、産廃業者が来てくれました。
トラック1台分には収まらず、もう一回往復しました。

トラックを見送ってからも、紙類は持っていけば回収してくれるそうなので
もう少し出しました。
本などはBOOKOFFへ持っていってみました。(こんな田舎のS市にもあったBOOKOFF)
値段のつくものはなかったのですが、引き取ってくれました。

最後に掃除機をかけて片付けて今回は終了としました。
元を知らない人が見たら、どこが片付いたの?と言う感じでもありますが。
父の部屋を見ていたら、こんなに人が入れるようになったのは
母が生きていたとき以来だと思うと感慨深く、涙がでてしまいました。

とにかくホコリだらけで鼻の中も体中もまっくろになり、
衣類も汚れてとても外へ出られるような風体ではないので
出発前にシャワーを浴びてから実家を後にしました。

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さすがに、一夜開けると引越し後並みの疲労感です。
頭はガンガン。節々は痛い。
夕方になっても回復期の病人のような気分です。
熱もなく食欲こそあるものの、なんだか味覚までおかしい気もします。
まあ、今夜ゆっくり眠ればもう少し元気になるでしょう。


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