フォーリアの日記
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2003年04月30日(水) 掃除機

掃除機買ってきました。
このごろはやりのサイクロン掃除機というやつで
紙のゴミパックがありません。
ゴミは多少圧縮されて掃除が終わったらパカっとゴミ箱に捨てるそうです。
その分全体もコンパクトで小回りがきく感じ。

掃除機に対する私の要求はそんなに厳しくないのですが
昔はひどいものでした。

昔の掃除機で一番腹が立つのはノズルの差込口が抜けること。
これは子供のころから何十年もずーっと不満だったのですが
結婚したころにはまったく改善されておらず
不満を抱えながら使っていました。

差込口がスポッとはめてあるだけだなんて、引いたら抜けるにきまってるじゃないですか。
ちょっと動かせば抜けるノズルや先の吸い込み口を
たびたび差し込みながら掃除することの鬱陶しさ。
それを不自由だと思わないなんて、そして何十年もそのままだなんて、
きっと使わない人が作っていたに決まっています。
カチッとはまるように留めるなんてことは
ちっとも最新技術が必要なことじゃなくて、単に発想があればいいことなんだと思うんです。

その次に苦になるのは音です。
20年前の掃除機の、あのガーガーいう音を聞きたくなくて掃除するのがいやでした。
今の(10年前のも)掃除機もけっこう音はしますが
そのために掃除したくないと思うことはないのでずいぶん静かです。
(別の理由で掃除したくないことならよくあるけど)

吸引力は(吸引仕事率)250Wだったころにもずいぶん良く吸うなあと思ったくらいで
4-500Wがあたりまえの近頃の掃除機には不満はありません。

それから、掃除機には引っ張った時によくついてきてほしいですね。
昔の縦に背の高い掃除機は引っ張ったらパタッと倒れて進みません。
結婚する少し前までは掃除機はみんな背の高いものでした。
結婚したころには平らな形のものが出始めていて、
一も二もなくそういう形のものにしました。
それでも、あちこち引っかかるし段差は越えないし、今のものよりかなり劣ります。

その後だんだん工夫がされて車輪が大きなものが出たりして改善されています。
それでも本体の大きさと重さの関係でついて来るのが難しいこともありました。
上面からホースが出ている形のものはそういう点では使いやすかったのですが
最近はその形は見かけません。

今回買ったものはけっこうよくついて来るようで、使いやすそうです。

排気のクリーンさというのも一時期ほどは唱っていませんが
20年前の掃除機では掃除をはじめるとせきやくしゃみがひどくなって
かえってつからったので、今時はそのようなものはないのでしょう。
ある程度クリーンなのはあたりまえのようです。

それから、でっかいケースがついていて掃除機を分解して収納するなどというのも
最近ははやらないようですね。

私ははじめからそれを嫌って、2代目は立てられるものを選んだのですが
(一代目は箱代をけちったので、立たないのにケースなし。)
いまではそれがあたりまえのようです。

掃除機はこれで4代目です。
うちでいちばんよく代替わりした家電です。


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