すっぴん



■■ たけし ■■
2001年11月16日(金)

私はCHEMISTRYの川畑くんが嫌いだ。
堂珍は大好きだけど、川畑くんは嫌いだ。
何故嫌いなのかを深く検証した事は無かったが、とにかく嫌いだ。

今日、『私はなぜ川畑を嫌いなのか?』を深く考える前に、その理由が明らかになった。

昼、弁当を買いに行こうと歩いていると、いきなり『』の顔が思い浮かんだ。
たけし....。
まず、思い出してしまった自分に腹が立った。
その後、歩いているうちに今まで私の頭の中から消えていた学生時代の記憶がめくるめくうちによみがえった。
そうか、私はこいつを忘れる為に昔の記憶を自然にシャットアウトしていたのか
そんな風に思う位、ぱーーーっと鮮明に学生時代のな思い出が甦った。

私はこいつが嫌いだった。出会った時から嫌いだった。
こんなに嫌いだったのに、奴は何故かよくウチ来た。
私も変わり者だったので(過去形では無いのかも?)訪ねてきた時はまぁそこそこ相手をしてやっていた。
『私はあんたが大嫌いなんだ』と教えてあげても全然懲りずに遊びに来ていた。

実家に住んでいた頃は、遊びに来るたび玄関でヤツの悩みを「ふんふん」聞いたり、「おまえが好きなんだ!本当は俺、お前だけしか好きになった事が無い」と、まるで合い言葉かの様に繰り返す嘘告白を聞いたり、私と仲が良かった男友達をいぢめている事に対する言い訳を繰り返したり、かなり意味不明なヤツだった。

こんな風にウチに来て意味不明な事を口走っているにも関わらず、学校では、いつもばっていた。
俺様一番〜だ。

私が下宿し始めたら、今度は毎日ウチの窓から覗き込む様になった。
窓の外から「一回で良いからヤラせてくれ〜」と懇願したり、「オナニーを見てくれ」とやっぱり懇願したり...。
まったくをもって意味不明なヤツだった。

こいつは私にのみ変わり者な自分をまっすぐにさらけ出していた。
不可解で腹立たしい事だが、何故か私がターゲットだった。

まだまだ毅については、面白い..と言うか、変な続きがあるのだが、今日は別の結論があるのでこの変でやめておく
中途半端になってしまったが、仕方がない

とにかくもう、これでわかった
もう迷わない。
私がなぜ川畑くんが嫌いなのか。
それは川畑くんが、毅にそっくりだからだ。
若干、毅の方が出目気味だが、やっぱり川畑くんとそっくりだ。

川畑くんらぶのガジさんに『どこが嫌いなの?』と聞かれたら、今度こそはっきり答えられる。
『毅に似ているからです。』と


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