すっぴん



■■ ビアンバーへ ■■
2001年10月28日(日)

金曜日はガジさんビアンバーMARS BAR)に行って来た。
何を話したのかは殆ど覚えていないが、テンションが下がりきる4時過ぎまで、かなり調子良く喋りまくっていたのは覚えている。
穴があったら入りたい様な恥ずかしめな事を言っていない事を祈る。

恥ずかしくは無いが、ガジさんに向かって、何かの拍子で”おばさん”と、決して言っては行けないキーワードをちりばめ、話してしまったのを覚えている。
かなり厳しい目つきで『誰の金で飲んでいると思ってるの〜』と言うような事を言われ、された
もう二度と言いません....。酔っぱらいながらも心に誓った夜だった。

言い訳をさせてもらうと、いーっつもガジさんと遊びに行くと、見た感じ私の方がおばんだと言われる。
男でも女でもおっさんでも何でもだ。
実は結構悔しい
そこで出てしまった一言だったのかもしれない。

楽しくて楽しくて、時が過ぎるのを忘れていた。
眠くなり、テンションが下がりきった頃、『今何時ですかねえー?』なんて時計を確認するまで、その店に6時間半もいたことに気が付かなかった。
その店ダケで6時間半、金曜日に行った3件とも合わせると、多分10時間位絶え間なく飲んで、喋っていたものと思われる。
こんなに楽しく長時間飲んだのは久しぶりだったので、非常に気分が良かったのだが、4時頃にテンションが下がってしまう自分に情けなさを感じた。

しぶりに、『私もそう若くは無いんだ。』と心の底から実感した一日でもあった。

帰り際、滅多にならない携帯に、彼からの電話が来た。
まぁつまり、『こんな時間におまえは何をやっているんだ!』と言う感じの電話だ。
彼や家庭のある女が、こんな時間まで遊んでも良いと言うことを、日本に来てから初めて知った彼にとって、私がこんな時間まで遊んでいる事は、信じられない出来事らしい。

帰りの地下鉄で、たかが10分やそこらしか乗っていないのに、手のを蚊に四カ所も刺されていた。
必要以上に刺されてしまうのはいつもの事なのだが、血の巡りが良かったのか?当日は刺された手の甲ダケではなく、腕全体にまで痒みが広がっていた。
そして、その痒みは今も継続中だ。
なんてしつこいのだろう。

駅から家に到着するまで、酔っぱらい私のする事と言えば、独り言を言いながらそのへんに生えている葉っぱをちぎってしまう事だ。
イケない事だとはわかっているが、ついついいつもやってしまう。
当日は力の加減が出来なかったらしく、人ん家のアイビーを激しくツルごと引きちぎってしまった。
植物だってかけがえのない生命だ。
ツル科の植物は生命力が強い。と、誰かが教えてくれた一言をなんとなく思いだし、家に持ち帰り、手当をした。
現在、ウチの風呂の中でかろうじて生命を維持している。
せめてもの罪滅ぼしの為、これからはコイツの生命を維持する事に力を注いでやろうかと思う。

最後に...。
飯島愛のプラトニックセックス(本)をガジさんに渡す予定だったのだが、持って行っておいて、渡すのをれてしまった様だ。

最後まで私らしく終わってしまった事に対しても、やっぱりバカらしいと言うか、悔しいと言うか、なんと言うか『負けた』
そんな一日だった。

嗚呼、そろそろ力尽きそうだ。


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