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ばかップル
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2001年09月25日(火)
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彼はよく間違える。
たとえば、オリジンに置いてある計りが0を指しているのを見て、『わぁ〜丁度ゼロだねぇ!』と感動する。
どうしてこの人は感動しているのだろう?と不思議に思いながら計りに手を乗せ『そりゃあね』と私が答える。
それを見た彼、『あ、動いてる.......。ん?』と首をかしげながら計りに手を乗せる
なぁ〜んだ、温度計じゃ無かったのか』と呟き、オリジン店内の温度が常に0度に保たれているものと勘違いし、今、自分がどれだけこの店の温度管理に対して感動したのかを力説した。
勘違いも甚だしい
だいいち、「オリジン=量り売り」だろ?!計りがあるのが当たり前で、それが温度計だ。と思ってしまうそのボケボケ頭がわからない。
それにその日は暑かった。
店内は若干涼しかったにしろ、どう考えても0度じゃ無いだろう
彼はホントによく間違える。
彼は携帯の料金タイプを一番安いのにしている。
ある日、もっと携帯を使うからと、契約タイプを変更したいなぁ〜と呟いた。
「ああ、いつでも変更出来るよ」サラリと私は答えた。
2ヶ月後、凄い剣幕で「電話代が凄い事になってる!」とイキナリ怒られた。
へっ? とにかく、何故私が怒られる事になってしまったのかを聞いてみた。
『おまえがいつでも変更出来るって言ったから、今月は安心して沢山使ったんだよぅ!』
はぁ.... まだ私、何を言っているのかわかりません
よーく聞いてみると、電話は使えば使っただけ電話会社が勝手に料金コースを変更してくれるのだと思った。と言うのだ。
流石の私もビビッた。
世間知らずと言うより、コイツはモノホンの馬鹿か?そう疑った。
しかし彼に言わせると、違う。
あの説明じゃ、こう間違うのに決まっている!と言うのだ。
そして、ちゃんと説明しない私が悪いんだ。と言い張ってキかない。
でも、私もよく間違える?!
彼がドラマを見ながら『このドラマはブルースリーの息子が出演していた映画をドラマ化したものなんだよ』と話していた。
私は興味が無いながらもふんふんと話を聞いていた。
『へぇ〜そう。で、ジャッキーチェンの息子って生きてるの?』
.......。(一瞬の沈黙)
『なんでジャッキーチェンなんだよ!!今ブルースリーの息子の話をしてるのに!!』
『おまえの頭は一体どうなっているんだよ!!』
あっは〜、そうだったそうだった。ブルースリーだった。てへ
とまぁ、こういう風に私達はいつも話がかみ合わない
でも、私と彼は間違えるポイントが微妙に違い、ボケるポイントも全然違う
二人で同様の間違いを犯すことはまず無い。
こういうのをバランスとでも言うのだろうか?
勘違いかもしれないが、そう思う
こういうバカっぷりや、ボケっぷりを私は多少自覚しているが、彼は重症だ。
全く自覚が無いのだ。
自信を持って俺が正しい!そう思っている。
疲れるが、たまにおかしい。ぷぷっ
違う意味でバカップル
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