すっぴん



■■ 早起き ■■
2001年08月21日(火)

今日は朝から気分が悪かった。
日付を一日間違えて朝礼でもないのに早起き。
電車からボーっと外を眺めていると『あっ!今日は20日じゃん 21日じゃ無いジャーーーん!!』といきなり気がついた。一気に憂鬱モード突入
オフィスに到着し、山田さんとワタシ用の電気をつけると、いつも早く来ている先輩が目玉をまん丸にして私を見ていた。
『めっ...めっずらしいねぇ〜』
『いやーぁ今日が朝礼だと思って...へへっ』と答えておいた。
そんなコトよりも、私は明日も早起きしなければならない。2日連続で7時半に起きるなんて...どうやって実現しようか?その事で頭が一杯だ。
同僚は『今日早く帰れるから良いジャン!良いなぁ〜』等と言うが、私にとって早く帰れる喜びより、二日連続で早起きすることの方がよっぽどしい。
無事に起きられることを祈るばかりだ。

現在私は、部の女の子の期待を背負い、あるコトに挑んでいる。
それは『山田さんの寝顔(半目じゃなきゃダメ駄目)を記録に残す』といった行為だ。

手順はこうだ。
まずは山田さんが寝る。
次に、山田さんの隣に座っている友人が、いつもだったら「ガンガン」と机を叩いたり、「バーン」と力強く引き出しを閉めたりして強引に山田さんを起こす所だが、今日の友人は違う
山田さんが寝始めるとそわそわし始める。
かと言っても、動き出すと山田さんが起きてしまう恐れがあるので、ディスプレイの隙間から私の方に熱い視線を送る。
鈍い私もなんとなく気が付く。二人で目配せをし、いざ実行だ。
友人は笑いを堪えきれずそっぽを向く(裏切り者!)
早速私は机の下でデジカメの電源をON! ジジジージャカジャカ
ぱちり
敏感な山田さん、この音にピクリ。大きなおめ目を見開く
寝ていたのをごまかそうと、頭をぶるんぶるん振り体操を始める山田さん。

先ほどからそうやって、果敢にも4度程挑戦しているのだが、どうしても失敗する。
近頃の山田さんはやけに敏感なのだ。
恐るべし!山田さんの野性的勘!

今日はひとまず諦めた。
だって、帰っちゃったんだもん>山田さん

ごめんなさい。こんなコトばっかりやって>一生懸命仕事しているウチの会社の人
あっ、いないか...。

さぁ、今日は早く寝よう!


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