すっぴん



■■ おセンチな気分 ■■
2001年07月02日(月)

昨日の夜、またパパの事を想い出した。
いつもは心が弱っている時に思い出しては涙を流したりしているんだけど、昨日思い出した原因は北の国からを見てしまったからだろう。
ありゃ、いかん...。
私の子供の頃と重なる部分が結構ある。
おかげで、もともと目が両方ボンボンと腫れているのに、いちだんと腫れてしまった。
泣きすぎると頭が痛くなってくるんだよね。
パパの事を考えるとなんて後から後から出て来てしまうもんだから、次の日は半日使いモノにならない。

小学校二年生の終わり頃、両親が離婚し、親子四人が別れ別れになって暮らすこととなった。
私はと、妹は母と一緒に田舎へ帰ることになった。
妹と離れて暮らすのは辛かったけど、いつもヒステリックに怒鳴っていたり、私を叩いたりする母がいないせいか、帰りが遅い父を待つのも苦痛ではなく、結構幸せに暮らしていた。

私の小学校時代は、ずっといじめられたりと、目立たない存在だったが、何故かこの時期だけは友達が沢山出来、学校だけではなく、近所のお兄さんやお姉さんとも仲良くしてもらい、休みの日には父が古平の海へ連れて行ってくれたり、小樽の寿司屋に連れて行ってくれたりと毎日が本当に楽しかったのを覚えている。
これは昔の美化された想い出なのかな?

そんなある日、私は父に叱られるような悪いことをしてしまった。
バカで浅はかな私は、怒られるのが怖くて、母に「今すぐ迎えに来て」と電話をしてしまったのだ。
その頃、毎日の様に私の事で、父と母は電話で話していた。
時には父が電話口で『ぽこ(仮称)は絶対に渡さない!』と大声で叫んでいた事もあった。
そんなタイミングに母へ、私からそんな電話だ。
それから数日後、父にその悪さがバレてしまった。
だが父は、私を怒ることもなく頭をポンポンと叩き、私を許してくれた.....。

数日前に、あんな電話を掛けたということを忘れた頃、学校から帰ってくると家に父と母がいた。
「もしかして仲直りしたのかな?」と甘い期待を抱いたが、母は「私を迎えに来たのだ」と言った。
「あっ、あの時の電話だ!!....」後悔したが後の祭り、二日後には母と一緒に田舎へ帰る事となってしまっていたのだ。

次の日、学校の授業で、今度のイベント(忘れた)で各自何を担当するかのホームルームがあった。
前の席の人から順番に一人ずつ希望を言っていった。
ついに私の番が来た。なんと言って良いかわからず、「私、明日で転校します。。。。。」
先生はビックリし、何言ってるの?と私を問いただしたが、私は何も言う気にならなかった。
ただ、声を出さずにみんなの前で泣いた。
折角仲良くなったみんなと別れる事になってしまいそうな事、大好きな真吾くんと、剛くんとも別れてしまう事、そして、これから母の田舎へ行く事になる不安、そして何よりも、大好きなパパと別れてしまう事になってしまう不安
私の頭の中はぐちゃぐちゃだった。
私のまわりで、友達が「どうしたのー?」と、肩を抱いていてくれた。

つづく.....。


今でもよく想い出す、パパが私の前で初めて流した...
私はずっとこのまま父のを追い続けていくのだろうか?
私はずっと、あの時のことを後悔し続けて生きていくのだろうか?
今もあの電話をした日に戻れることなら戻りたい。
私にも、父にとってもそれが良かった事だったとしても。

今日の韓国語

今日もリクエスト頂きました。 これもエステで使えるかな?!

『くすぐったいです。』= ガンジロウォヨ
くすぐったいです 

余談 *−*−*−*
くすぐったい!とつぶやく時は、『あー、ガンジロ〜』ってな感じ


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